ジャンボフェリー高松へ
2015/02/23 Mon. 09:01 [身辺雑記]
【前回のあらすじ】
幼い日の船旅の記憶を鍵に、瀬戸内海に眠る秘宝を追う別府は、神戸のジャンボフェリー乗り場にやってきたのであった(一部ウソ)
乗船して、エントランスから階段を上がると、座席の並んだ客室に到着しました。

この眺め、むかし確かに見たことがあるぞ。
でも記憶の中では、もっと大きな部屋だったような気がするなぁ(きっとそういうものなのね)
座席に腰を下ろしたまま、懐かしい気分にひたっていると、いつの間にやら、船はもう港を出て、快適な船旅が始まっていました。
よし、船内探索するぞー
というわけで、さらに上の階に上がってみますと…

これだー、カーペットの上で自由にくつろげるスタイルの客室。
うんうん、むかし乗ったのも、こんな船だったな~
感慨にふけりつつ、甲板デッキに出てみますと…

う~ん、天気もいいし、気持ちいいー
なんてのんびり気分だったんだけど…

誰?
なぞの宇宙服おじさん。
しばらくデッキで過ごしていると、ちょっと冷えてきたなぁ

というわけで売店に行きまして
「かやくうどんを下さい」

この味。
香川県で育った人ならお馴染み、冷凍ものながら、讃岐うどんの味わいをどこかにをとどめる加ト吉うどんとみました。甘いお出汁が、冷えた体をホッコリ温めてくれます。
景色を眺めたり、本を読んだりしながら、のんびり過ごすうちに、やがて船は明石海峡大橋に近づきます。

デッキから眺めた、この橋の眺めは圧巻でしたね。
写真に撮ると絵葉書みたいになっちゃうけど、迫力ありますよぉ
くつろいで過ごす時間はゆっくりと流れてゆき、やがて日は西に傾きます。

この写真は、船が途中で立ち寄る小豆島の坂手港を出た辺りで撮った1枚です。
綺麗でしょー
そして14時に神戸を出た船が目的地の高松に着く頃には、すっかり夜の帳が降りていました。

船着場からは、高松駅行のシャトルバスが出ています。
さすがにくたびれたなぁと、バスのシートで、ちいさな欠伸がでたりして。

高松駅着が19時過ぎ。潮流の影響で少し到着が遅れたみたいでした。
「潮流の影響」っていうところが、旅情を感じさせますね。
懐かしさ満喫の船旅でした。

いつも応援をいただきましてありがとうございます。
別府葉子フェイスブックページも開設しております。よろしくお願いいたします。
今日の1曲は「詩人の魂」です。
スプリングツアー情報です。皆様方のお越しをお待ちしております。

[edit]
« うどん番長だ! | 瀬戸内海を船でわたる »
この記事に対するコメント
NoTitle
瀬戸内海の船旅、瀬戸大橋、わたくしにとっても昔を思い出させていただくひと時でした、「詩人の魂」にうっとりとして、しばし至福の時でした、有難うございます。
NoTitle
>高松駅行きのシャトルバス
???
駅の裏がそのまま船着き場だったのは昔のことだったのか。
知らなかった。
高校生だったころ宇高連絡船で一人旅したことを思い出していたけれど。
海はいいですね
海上に出て潮風を胸いっぱい吸うと、なんか元気が沸いて来ますよね。
生物は海から出たので、海は我々の原点なのだとか。
潮風をいっぱい吸って、人生を、愛を、男と女を謳う、素晴らしい別府葉子のシャンソンの世界をまた聞かせて下さい。
でわ!
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
NoTitle
先日、明石海峡大橋の遊歩道に行ったとき、船から橋を見上げたらどんなだろうかと思いました。写真を見ると迫力ありますね(^^)
若かりし頃、宇高連絡船の甲板で食べたうどんの味、美味しかったことを今でも思い出します。
NoTitle
謎の宇宙服おじさんは何なんでしょうね。
4時間半もかかるのはどうかと思うけれど、明石大橋が下から見れるというのはいいですね。
NoTitle
海かぁー 良いよなー 船に乗らなくても浜辺に佇んで 寄せる波を日永一日眺めていたい。から海まで車で二時間半
近くて遠い海 行ってくるかなー
歌姫さま
♫風~が恋~を運ぶ 海を遠~く渡り
二人を結ぶ~ ジャンボフェリー
風の中感じる あなたの声感じる
届けてよ~ジャンボフェリー♫
思わず歌っちゃいます(笑)
懐かしいです。
懐かしい・・・
私の母親の実家は香川県なんです。幼少の頃(一応ありました)毎年夏休みに里帰り?してました。手袋の町に。(笑)
当時私の住んでました堺市から新大阪までで一時間半くらいかかりました。新幹線で岡山県?だったでしょうか?少し調べましたら宇高連絡船という船だったのでしょうか?うどん美味しかったな〜(笑)
贅沢にもホバークラフトにも一回だけ乗りました記憶が蘇りました!そして高松から高徳線?で、手袋と葡萄餅の町に!←名物増えてるし!
なにか凄く懐かしい気持ちになりました。
NoTitle
高松在住の姉宅へ行くのに、何度も利用しましたね。
いつもよく空いていました。お盆などは立つところも無い(ホンマか)くらい混むそうですが。
カーペット席で弁当とビール(ビールは船内では売っていないので、乗船前に買っておく)最高です。
このジャンボフェリーは高松東港発着です。高松駅とのシャトルバス、こちらは無料。神戸側は有料です。
たくさんのコメントありがとうございました。
いま大阪と高松は新幹線を使って1時間50分足らず。でも橋が出来る前は、新幹線を使っても3時間半ほどかかったそうです。
そんな時代には、神戸と高松を4時間半で結ぶフェリーは多くの人にとって大切な足だったのかなと思ったりします。
別府の知る範囲でも、駅や港はずいぶん様変わりしましたね…
| h o m e |