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別府の考え ~ シャンソンとは ~ その5 

 シャンソンに関して、あんまり人が話題にしないような話を、きままに語っております、今回の「シャンソンとは」ミニシリーズですが、いかがでしたでしょうか…
 いろいろなご意見があろうかとは思いますが、別府の話はまだ終わりません。
 全然止まんなくなっている感じです(笑)

   MC900446534.jpg

 次のテーマは、あえてお題をつけるなら「偉大なシャンソンスター、その魅力と功罪」というところです。
 日本でシャンソンの話になると、必ずと言ってよいほど名前が挙がる方がいらっしゃいます。
 越路吹雪さんです。
 過去現在を通じて、日本のシャンソン界において最も有名な方と言っていいかと思います。

   koshi.jpg

 別府が今回のミニシリーズ記事の中で、日本のシャンソンについて、いろいろ書いているのを読んで下さった方の中には、越路吹雪さんや、その歌を思い出しながら、読まれた方もいらっしゃるでしょう。
 別府自身も記事を書きながら、意識せずにはいられませんでした。
 とても大きな存在の方ですからね。

   MC900304333kh.jpg

 ただ別府は、実際に活躍されていた時代の越路吹雪さんを知りませんし、実のところ、本格的に音楽活動を始めるまで、越路吹雪さんの歌を聴いたことすらなかったのです。
 別府は、大学でフランス語を学んだ後、ふるさと高松市から、姉妹都市フランスのトゥール市へ親善留学生として派遣していただく機会を得ました。そして帰国後に、香川日仏協会から、協会主催のシャンソン講座の講師をしないかという誘いを受けたのです。
 学生時代から長く続けてきた音楽、そして身につけたフランス語、この両方を生かせるチャンスとして、別府は、これを引き受けました。
 実質的には、これが別府とシャンソンとの本格的な出会いでした。

 フランスの音楽自体には、もともと興味がありましたし、引き受けたシャンソン講座でも、フランス語で歌うシャンソンを中心にするつもりでした。でも受講生の皆さんは日本で歌われているシャンソンのファンという方がほとんどでしょうから、こちらも日本のシャンソンを知っておかないとねと思って、勉強したわけです。
 越路吹雪さんの歌を初めて聴いたのは、そのときだったと思います。
 そのときの印象を正直に言うと「私の知っている曲とちがう…」という当惑でした。

   hn0

 ただ実際に講座を始めて、発表会なんかも開くようになると、「越路吹雪さんのように歌いたい」という生徒さんの多いこと、多いこと。
 う~ん、これはもっとしっかり勉強しないといけないな、ということになりまして、いっぱいCDを聴いたり、ビデオを観たり…
 そしてようやく理解しました。

 越路吹雪さんは、天性の表現者です。
 ステージの上での圧倒的な存在感、けれん味たっぷりの動きと所作、そしてあの人を魅了する声と独特の歌唱。
 動画を見るだけで、はっきりと感じられる、そのオーラは、もしそれが生のステージであったならば、会場を覆い尽くすような圧倒的なものとして感じられたはずです。
 生まれながらにしてのスターだと思います。
 当惑が納得に代わった瞬間でした。

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 (そして次回は、偉大なスターの残した功罪、です)


 
 いつも応援をいただきましてありがとうございます。

 別府葉子フェイスブックページも開設しております。よろしくお願いいたします。

 本日の1曲は「サントワマミー」です。有名な岩谷時子さんの訳詞ですが、アダモの歌った原曲のイメージで歌っています。

 

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この記事に対するコメント

NoTitle

別府さん、こんばんは。

僕はジャズを主に聴いていますが、これも・・
ジャズってジャンル(まーそういう分け方をしてるから)も沢山の枝葉があってみたいな話をしたいのですが、これも、それなりに、聴きこまないと、判らない話です。 
ですが、唄、唄う、ってこと、それで感動するって事はジャンルは関係ないですよね。

まー別府さんの生唄を聴きたいの想いが強くなっているのは確かですな! 

鹿児島でのライヴを楽しみにしましょう! 
いつかな・・

MINGUS54 #- | URL | 2014/03/08 18:51 * edit *

NoTitle

こんばんは~♪
越路吹雪さんの歌は私も聴きましたが、私の場合は逆で、エディト・ピアフの歌と出会いシャンソンのすごさを知りました。
日本の歌手と正反対の強烈な印象を受けたのを覚えていますσ(゚ー^*)

まり姫 #8m8hig/. | URL | 2014/03/08 18:54 * edit *

はじめまして

これまでシャンソンを意識した事はなかったのですが、ブログを拝読させていただいて興味が湧いてきました♪
まずはこちらの動画から堪能させていただいてます♪

武装代表 #CXoyxJC. | URL | 2014/03/08 21:23 * edit *

多分ですが

こんばんは

多分ですが
越地吹雪さんの歌う歌が
日本のシャンソンとして
崇めたてられるのは
彼女は宝塚出身であると言う
イメージからくるんじゃないでしょうかねぇ
宝塚歌劇団は
ニュージカルでもなく
芝居でもなく
「ザ・宝塚歌劇」だと僕は感じていますが
越地さんの歌にも共通する所があります
それはそれとして
ひとつのジャンルとして
存在するもののような気がします
それにやはり岩谷時子さんの
訳詞によるところが大きい
良いか悪いかは別として
聴取者が何かを感じ取る事ができる歌は
ジャンルを問わず素晴らしいと
僕は感じます

まっとし #G3xv5MFg | URL | 2014/03/08 23:22 * edit *

ご紹介させて頂きました!

こんにちは!
シャンソンとは???
この連載、とても面白いです!

幼少のころ、ボクの中では「シャンソン=歌謡曲とは一線をかくした高貴な歌」のイメージがありました。それはまさに、まっとしさんがおっしゃる「越路吹雪=宝塚=シャンソン」のイメージです。

さてさて。

私のブログで別府さんのご紹介をさせて頂きました!
簡単で拙いですが、なにとぞご容赦くださいませ。

今改めて「シャンソンとは」の記事を拝読しながら別府さんの曲を聴くと、また新たな発見があるように思います。
これからも素敵な歌声とブログでみんなのこころを豊かにし続けてくださいね!
よろしくお願いいたします!

Omunao #- | URL | 2014/03/09 05:52 * edit *

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# |  | 2014/03/09 06:08 * edit *

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# |  | 2014/03/09 08:37 * edit *

スターの功罪

20歳前後のころ越路吹雪を毎年、日生劇場で聴いていました。
彼女のスター性は見事でした。今見てもあのドレスの洗練されたデザインを観てもうっとりしますよね。
ただ・・・彼女の歌唱がシャンソンへの誤解も生み出したようにおもいます。それから金子ゆかりさんほかあの頃のシャンソン歌手の、へんな日本語のアクセントや、低音やだみ声や・・・三輪明宏氏の、ドラマテイックな歌唱がシャンソン嫌いを産んでいることも事実です。下手でも良いとかいう風評すら・・・

葉子さんのまっとうな歌唱に出逢って凄くうれしいです。私の師も、同じように正統的に唄い、かつ、日本語を大切にしています。私のブログから貴方のファンも増えて、東京公演には都合のつくかぎり是非とも伺おうと言い合っています。
今日は、ラストダンスを聴いて感動しました。

草笛 #- | URL | 2014/03/09 09:25 * edit *

はじめまして!!

 鹿児島ライヴは野添君(高校時代の同期生です)宅であったそうですね?!
彼の姿がライヴ写真に写ってりたので、彼から聞きました。
 小生は若い頃からクラッシックが好きですが、シャンソンといえば、石井好子、越路吹雪、高 英男、芦野宏、近くは菅原洋一ぐらいししか知りません。

 今回、シャンソンについての貴女の「講義」を伺って、今までの概念を一新することができました。
これからも、いろいろな「話」が伺えること、楽しみにしています。

本○どん #- | URL | 2014/03/09 10:53 * edit *

日本のシャンソン

こんばんは☆
うーん、フランス語はそれなりにお話したりできますが…プロヴァンスへ行くと、あんまり分かりません…☆
上で本○どんさまが書いていらっしゃる高 英男さんって、ご自分で歌詞を翻訳されていた…というお話を聞いています。フランス語から日本語へ、歌の魂をどう移植し、且つ日本人の親しみやすいようにするか…きっと、大変なご苦労があったのでしょうね…☆

Michiru #segmB7wU | URL | 2014/03/09 21:13 * edit *

NoTitle

初めてコメします。
私も越路吹雪さんは大好きでした。
1度リサイタルに行きたいと思っていたのですが、
若い頃は、あまりお金もなかったし、忙しかったので、
いつかいつか、と思っているうちに亡くなってしまいました。
ところで、東京でのライブには、都合があったら、ぜひ伺いたいと思っています。

SADAKO #- | URL | 2014/03/09 22:19 * edit *

はじめまして

 ブログは以前より拝読させていただいておりましたが、「シャンソンとは」のシリーズがあまりに面白く(私好みで)、思わず初コメントです。今後共楽しいブログ、宜しくお願い致します。

ますた #- | URL | 2014/03/10 13:26 * edit *

Re: MINGUS54 さんへ

こんばんは。

鹿児島ですよね~

去年の4月にライブでお邪魔しまして…

大変たのしい思い出ばかりが残っております。その頃のブログは、鹿児島紀行の記事でいっぱいです。

また行きたいなー

別府葉子 #- | URL | 2014/03/13 23:09 * edit *

Re: まり姫 さんへ

こんばんは。

ピアフは、好きとかというより、ひとつの教科書みたいなものですねー、別府にとって。

うまくて、すごい。

別府葉子 #- | URL | 2014/03/13 23:12 * edit *

Re: 武装代表 さんへ

こんばんは。

お楽しみいただければ幸いです。

お仕事頑張ってください。応援しております。

別府葉子 #- | URL | 2014/03/13 23:15 * edit *

Re: まっとし さんへ

こんばんは。

越路吹雪さんのファンの方に、宝塚時代からのファンだという方が多かったのは間違いないでしょうね。

また越路さんのパフォーマンスの基礎にあるのも宝塚歌劇団で培われたものだと思います。

そしてさらに越路さんが、そういったものを超えた存在になっていったものが、あの方の才能だと思います。

別府葉子 #- | URL | 2014/03/13 23:22 * edit *

Re: Omunao さんへ

こんばんは。

別府を素敵にご紹介いただきまして、ありがとうございました。

ご声援くださる皆さま方のお蔭で別府、一歩一歩前進しております。

今後ともよろしくお願いいたします。

別府葉子 #- | URL | 2014/03/13 23:37 * edit *

Re: 鍵コメG さんへ

こんにちは。

いつも誠実な、優しいコメントをありがとうございます。

別府も来週末は、教室発表会でバタバタと日々を過ごしております。

お身体大切にお過ごしくださいませ。

別府葉子 #- | URL | 2014/03/16 11:49 * edit *

Re: 鍵コメ さんへ

こんにちは。

神戸は歴史的に音楽と縁の深い街なのでしょうか…

ジャズにしても、シャンソンにしても、大変に権威のあるコンクールが行われたり、長く続いているイベントが開催されたり。

ライブスポットにも気軽に出かけたいのですけど、ついつい日々の暮らしのよしなし事に追われてしまって(笑)

別府葉子 #- | URL | 2014/03/16 12:35 * edit *

Re: 草笛 さんへ

こんにちは。

いつもありがとうございます。

強い個性というものは、熱烈な支持者を得るとともに、批判も受けることもあるということなのかもしれません。

オリジナリティというものをどういう形で発揮するかは、人それぞれだと思いますが、聴く側にとって、心地よく、美しいと感じられる個性を発揮したいと思っています。

コンサートでの歌声聴いていただける機会がありますように。

別府葉子 #- | URL | 2014/03/16 12:55 * edit *

Re: 本○どん さんへ

こんにちは。

コメントありがとうございました。

あ、菅原洋一さん、数年前、ステージを拝見しました。

絶妙のMCで会場を沸かせたあとの堂々とした歌いぶり、年齢を感じさせない声の張りと艶に驚きました。

別府葉子 #- | URL | 2014/03/16 13:04 * edit *

Re: Michiru さんへ

こんにちは。

そうですね。ご苦労されたと思います。

高英男さん、有名な方ですから、CD や Youtube で歌を聴かせていただいたことがあります。新しい文化を日本に紹介された、こういった方々のご苦労があって、シャンソンが日本にも根付いたんですねー ありがたいことだと思います。

別府葉子 #- | URL | 2014/03/16 13:22 * edit *

Re: SADAKO さんへ

こんにちは。

コンサートって、行きたいなーと思いつつ、なかなか機会が無かったりしますよね。

それが、ひょんなきっかけで聴きに行って、やっぱりライブはいいな~なんて。

別府コンサートにもご来場の機会がありますように。

別府葉子 #- | URL | 2014/03/16 13:29 * edit *

Re: ますた さんへ

こんにちは。

ご声援により、より張り切って記事を続けてまいりたいと思います。

コメントありがとうございました。

別府葉子 #- | URL | 2014/03/16 13:46 * edit *

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