サボり隊、旧外国人居留地を往く!
2014/02/13 Thu. 19:53 [素敵な場所]
ターナー展が行われております神戸市立博物館は、旧外国人居留地の中にあります。
はい、旧外国人居留地ですが…

幕末のころ、黒船がやってきてから、幕府は外国との通商条約を結んで、開国したわけですが、そのとき神戸を海外に向けて開港するとともに、そこに外国人たちが住む居留地区を設けたわけですね(調べたー)。
それが今なお、往年のエキゾチックな面影を色濃く残す旧外国人居留地なのです。

オフィス街の中に、いくつものブランドショップが軒を接し、シャレたレストランなんぞが立ち並ぶ街となっておりま~す。

カフェテラスの椅子が、全部、外に向けて並んでいるのがヨーロッパ風ですねー

看板までイチイチ格好いいみたい。

そうそう、毎年暮れには、ルミナリエの舞台にもなるんですよね。
そんな街並みを、怪しい「サボり隊」が進みます。
Fちゃんは、頭からすっぽりショールを被っていて、後ろからみると国籍不明の人と化しております。

でも、Fちゃんは「どこの国の人か分からないよー」とからかわれても全然平気(笑)
「これ暖ったかいんや」
やがて話題は、Fちゃんが、出張で何度も訪れているフィンランドの話に…
「初めて会うたフィンランド人な、アシカイネン いう名前やったわ。びっくりするやろ。次の人、アホネン やったしな」
あはは、「サボり隊」楽しー

やがて旧アメリカ領事館の建物の前に到達しますと、その向かいが神戸市立博物館、ターナー展の会場でございます。

入り口には立派なブロンズ像。

どういう作品なんだろう?とすごく興味があったので、後で調べてみました。
ロダン作、カレーの市民の1人、ジャン・ド・フィエンヌの像でした。
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「カレーの市民」はロダンの代表作の1つですね。
ちなみにジャン・ド・フィエンヌさん、上の写真では、左から2番目の方です。
イングランドの軍隊に包囲されて飢えに苦しんだフランスの都市カレーで、市民の命を救うために、自らの命を投げ出して、イングランド軍に降伏したカレー市の代表者たちの姿を描いた作品です(これも調べたー 笑)。
次回いよいよ会場に突入でございます…

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今日の1曲 「フレディもしくは三教街 ~ロシア租界にて」です。
日本の旧外国人居留地は、いわゆる租界ではなかったわけですが、連想ゲームみたいなもので…
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この記事に対するコメント
NoTitle
元町で中華料理、そして旧居留地へと行かれたのですね
旧居留地は僕がよく行くところですから、何か嬉しいです。
神戸観光は随分勉強してるので、いろいろ説明したくてウズウズ(^□^)゛゛
次に来られて時間があれば、神戸市役所の24階の展望室がお勧めです。
夜9時まで開いてて、ちゃんと警備の方も居られますから安心です。
綺麗な神戸の夜景が一望できて楽しめますよ!(無料です)
ターナ展、僕はまだ行けてないですが楽しみにしております。
NoTitle
お初の書き込みになります、こちらの方にもちょこちょこ
ご覧いただきありがとうございます♪
凄く元町の界隈にお詳しいですね・・30年神戸に住んでおりましたが
市立博物館の銅像までどんなものだったか全然知りませんでした(笑)
僕も2~3年前からここの近くに住んでおり、自転車でよく
通っておりますが、ここの通りに入るだけで急にオシャレな
空間となるので気に入っています☆
Re: メタボ夫婦 さんへ
あ、よく行かれるのですか、この辺り?
いいところですよね~
市役所の展望台とは気づきませんでした。
暑くなったら、港内クルーズとかもいいねーなんて話をしていたので、その時には、是非寄ってみたいと思います。ありがとうございました。
Re: Kato さんへ
こんにちは。
え、詳しくはないですよ。
記事を書くとき、間違ったことを書かないように、いろいろと調べたりするので、そのとき豆知識みたいなのがついてきたりしますが(笑)
Kato さんの素敵なイラスト、これからも、ちょくちょく拝見させていただきにまいります。
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