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パリ、ジュテーム 

 今日も映画のお話です。
 「パリ、ジュテーム(Paris, je t'aime)」
 たしか7年ほど前に、高松の小さな映画館で観た記憶があります。
 すこし風変わりな味わいがあって、いつまでも印象に残っている作品です。

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 しばらく前にCS放送でやっていたのを録画しておいたのですが…
 作業の合間に20分だけ観るなんてことをしております。
 1本5分程度の短い作品を集めたオムニバス作品なのですよ。

 そして作品の題名が示すとおり、それぞれの作品はパリを舞台にした「愛」の小品たちです。
 例えば「セーヌ河岸(5区)」

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 セーヌ河のほとりで、たむろっている3人組の男の子たち、道行く若い女性をからかってはハシャイデいます。
 少し離れたところから、彼らを冷ややかに見つめるアラブ系の女の子。
 1人だけ静かにしている3人組の中の1人の男の子は、彼女が気にかかる様子。
 立ち去りかけた彼女が石につまづいたところを、彼が駆け寄って助け起こしたことから、2人の会話が始まります。
 「どうして隠すの、きれいな髪なのに?」
 男の子は、アラブ女性が髪に巻いているスカーフ「ヘジャブ」のことを尋ねます。
 「あなたは何も分かってないわ。なぜ強制されていると決めつけるの?これは私の意思なの」
 ヘジャブを付ける訳を、女の気持ちをまじえて説明する彼女の眼には知性の光が輝き、その表情には民族の文化への誇りが浮かびます。
 好意と好奇心と、ためらいが入り混じった表情で彼女をのぞき込む、男の子。

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 他民族、他人種への差別と偏見は、パリにも存在します。
 人間のいる所には、差別と偏見が、どこにでも存在するからです。
 作品は、短いシークエンスの中に、差別や偏見をさりげなく描きながら、それに毅然と立ち向かう個のあり方や、そこに生まれる心の交流を…
 と解釈してしまうと、ステロタイプに過ぎるでしょうかね(笑 じっさい作品の味わいは軽めですしね)

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 この短編は、彼女のお爺ちゃんと一緒に3人が歩いていくシーンで締めくくられています。
 歴史学を学んでいるという男の子に、お爺ちゃんは、それはいいと男の子を褒めながら、孫の自慢を始めます。
 「この子はジャーナリスト志望だ。いずれ記事でフランスを語る、彼女にとってのフランスをね…」

 映画は、パリにある行政区20のうち18の地区が、それぞれの舞台として取り上げられていて、様々な監督が、自分の世界を描いています。
 飽きることがありませんよぉ

 そして別府の描くパリも聴いていただければと思います。
 「巴里祭 ~パリの街のあちらこちらで」です。

 


 
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この記事に対するコメント

こんばんは~♪
歌声にうっとり聴きほれました^^
とても素晴らしかったです( ^)o(^ )

まり姫 #8m8hig/. | URL | 2013/12/05 20:27 * edit *

こんばんは^^
初めてのコメントです。
素敵な歌声ですね。色々な活動頑張ってください。
この映画日本人の監督さんもいますよね。
知り合いだったので、DVD買うだけでお蔵入りしていました^^;
ぜひ、観たいと思います♪

ボン #- | URL | 2013/12/06 22:51 * edit *

Re: まり姫 さんへ

こんにちは。

この曲も、お気に召していただけたようで、ありがとうございます。

別府葉子 #- | URL | 2014/01/18 16:42 * edit *

Re: ボン さんへ

こんにちは。

コメントありがとうございました。

そうそう、日本人監督の作品もたしかありましたね。

ちょっとウエットなお話じゃなかったでしたっけ?えーと、ちょっとあやふや(笑)

別府葉子 #- | URL | 2014/01/18 16:55 * edit *

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