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合掌… 

 「こんぴらさん」と言えば…
 長い長い石段で有名な香川県の琴平町にある金毘羅宮のことです。

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 子供の頃は遠足で何回か行ったし、両親に連れて行ってもらったこともあったし、結構、何回も行ってますねー
 長い階段も子供には、さして苦ではなかったですね。
 むしろ参道の両側にあるお土産屋さんの賑わいが物珍しかったり、階段にフーフー喘いでいる大人たちが可笑しかったりで、はしゃいでいた記憶があります。

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 本殿にたどり着くと、広い敷地の一画からは、讃岐平野を見下ろして瀬戸内海までを一望する絶景を楽しむことが出来ました。
 硬貨を入れると観ることの出来る、備え付けの大きな双眼鏡を、父に後ろから抱きかかえられながら見入ってしまい、時間切れになる度に、もう1回とせがんだものでした。

 そんな金比羅さんの山道からほど近い場所に、「こんぴら歌舞伎」があります。
 江戸時代に作られ、現存する芝居小屋としては最古のもの言われる、この通称「金丸座」は、昭和の時代、一時、廃屋と化していたそうですが、地元の熱心な努力によって文化財として国の保護を受けるようになったそうです。

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 そんな「こんぴら歌舞伎」で芝居興行が復活したのが昭和60年のことだそうですが、今では春の歌舞伎興行は、すっかり琴平の風物詩として定着しているようです。
 別府が、この歌舞伎興行を観に行ったのは5年ほど前のことでした。
 江戸時代そのままの桟敷席、人力で操作されていると言われる舞台装置の数々、明かり取りからの自然光の中で展開される役者さんたちの艶やかな演技を間近で見た、ふるえが来るような興奮は、今も忘れられません。

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 この「こんぴら歌舞伎」での芝居興行が復活したキッカケは、TVでの当時の若手人気歌舞伎役者3人の方々の対談が、この芝居小屋を舞台に行われたことだったそうです。「この素晴らしい小屋で是非芝居をしたい」と役者さんたちが熱心に語ったことが、多くの人たちを動かす原動力になったのでしょう。

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 そのとき、こんぴら歌舞伎での舞台を熱望した役者さんの1人、中村勘三郎さん(当時は勘九郎さんだったそうですが)は、その後、何度も、こんぴら歌舞伎の舞台を踏まれ、そして勘三郎さんの、この小屋での最後の舞台は2009年の春のことだったそうです。
 香川県にとって恩人の1人と言ってよいのではないでしょうか。
 早すぎた旅立ちをされた名優に、合掌です…


 
 いつも応援をいただきましてありがとうございます。
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