07 // 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31. // 09

「美しき諍い女」 

 映画作品について別府が思いつくままの感想などを書きつづる「思いつき映画」シリーズ(そのままやぁ~)です。
 本日の作品は「美しき諍い女」です。

 なんで最近、映画のネタが増えているかと言いますと…
 今年になってから運動不足解消のため毎日のようにエアロバイクを漕いでいるのですが、その間、音楽を聴くか、DVDを観るかしているものだから、記事を書こうとすると、つい観たもののことを思い出すのです。情けないほどわかり易い理由だわ。

 isakaime.jpg

 この「美しき諍い女」ですが、なんと4時間以上もあるもんで、エアロバイクを漕いでいる間だけ観るということを繰り返していると、ぜんぶ観終わるまで1週間近くかかってしまうという大作です。

 この作品、めまぐるしいストーリー展開とかはありません。
 かつて妻をモデルに「美しき諍い女」に挑みながら、ついに作品を完成させることが出来なかった老画家が、自分を訪ねてきた若い画家が連れていた彼の恋人をモデルに、再びそのテーマに挑むというお話です。
 「美しき諍い女」とは遠い昔にいたと言われる娼婦の名前ですね。

 u01.jpg

 映画は、老画家が作品を描く場面を中心にして、実際の画家がデッサンを行なっているスケッチブックを延々と写し続けながら、その合間に、モデル役を演じるエマニュエル・ベアールのフェロモンを吹きこぼしながら底光りしているような艶かしい肢体を映し出すという手法を繰り返して、画家とモデルの間で次第に高まる緊張、葛藤、心理的格闘といったものを浮かび上がらせていきます。

 u02.jpg

 さりげなく挟み込まれている「画家はキャンバスに真実を写し取るのではなく、絵の中に真実を求めるのだ」(すごくいい加減な記憶で書いてます)といった、ちょっと「な~に言ってるんだか」みたいな台詞の意味が、作品を観ているうちに次第に生々しく感じられてきたりするんですよ。

 苦闘の果て、かつて妻をモデルとして、そのテーマに挑んだときには、ついに辿りつくことのなかった「真実」に到達してしまった(らしい、別府の解釈では)とき、老画家は何をしたか、この作品をご覧になってない方は、いつかご覧になるときの楽しみにしておいてくださいませ。


 
 いつも応援をいただきましてありがとうございます。
スポンサーサイト

[edit]

trackback: -- | comment: 2

« 電話インタビュー  |  4月28日(土)は「ユープラザうたづ」です »

この記事に対するコメント

NoTitle

葉子さん 今晩は。

映画「美しき諍い女」を見ていませんが、

画家は何を求めて描くのでしょう。

見たままでなく、自身で感じ求める表現である、己の内面に潜むものを、モデルを通して描いている?

表現しようと苦悩するのでしょうね、写真家にも言える事と理解しています。

微妙な心の描写が楽しみな作品と思います(^^vvv

saran1ify/天の人 #5eFz6IF2 | URL | 2012/04/18 20:41 * edit *

NoTitle

はじめまして

>ちょっと「な~に言ってるんだか
が、ツボにはまりました。。。(^O^)

T-born #- | URL | 2012/04/19 22:44 * edit *

コメントの投稿

Secret