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プチット・ファデット 

 ときどき子供の頃に読んだ本を、読み返してみたくてたまらなくなります。
 それも本なんか読んでる場合じゃないのよねーって思う忙しいときが多いんですけどね…
 今回、急に読みたくなった本は、こちらです。

 DSC_0251.jpg

 「愛の妖精(プチット・ファデット)」
 原題は“La Petite Fadette”19世紀のフランスの女性作家ジョルジュ・サンドの作品です。

 簡単に解説しますと…
 豊かな農家に生まれた仲の良い双子の兄弟シルヴィネとランドリー、魔法使いと恐れられているファデ婆さんに育てられている孫娘ファデットは不器量な嫌われ者の野生児、彼らの織りなす成長と恋と物語を、美しい田園風景を背景にリリカルに描いた古典的名作って感じですね。

 愛情が深く濃やかすぎるために、自分が弟を思うほどに弟は自分を思ってくれないと僻む心が育てる嫉妬の感情に、自らが深く傷ついて苦しむシルヴィネの心情を、サンドは繰り返し描きます。その心理分析は細かくて精緻なのですが、作品に流れる、愛は正しく、嫉妬は間違った感情という明快なサンドの価値観のお蔭で、その心理描写は分かりやすくて説得的なものになっています。

 もっともシルヴィネのウジウジっぷりには、たいがいウンザリしてきますけどね(笑)
 その分、ストーリーの前半では、みすぼらしい恰好で悪態ばかりついている嫌われ者ファデットの心奥深くに秘められていた豊かで賢明な情感が、次第に明らかになってくる後半の印象はさわやかですよぉ。
(別府が今読んでる所はまだ前半です。早く先に進みたーい)

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 子供のときに読んだのは児童向けに出されていた本だったので、挿絵とか入っていて、その画がすごく好きだったなー
 ネットで検索してみたら、フランスでは、この作品は今も何冊もの本になって出版されているみたいで、それぞれの表紙絵を見比べた結果、別府のファデットのイメージにわりと近かったのが、上の画と、下の画でした。

 f004_20120121133344.jpg

 上の画と下の画、ぜんぜん違うじゃないか、ですって?
 あはは、まっ、いいじゃないですか。


 
 いつも応援をいただきましてありがとうございます。
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この記事に対するコメント

NoTitle

葉子さん 今日は。

読書される時間がとれますか?大変忙しい中で。

書籍「愛の妖精(プチット・ファデット)」は知りませんが、言語で読まれていましたか?

本は読むべきですね、
私は最近読んでいない・・・これではいけません('_')

平等に与えられた1日ですが、如何に有意義に使うかですね。

と思うとずいぶんと無駄に過ごしていると反省します。

今日は大寒、寒い日が続きますが、風邪(インフルエンザ)
要注意です、体調維持管理をなさってください。

天の人 #5eFz6IF2 | URL | 2012/01/21 16:24 * edit *

NoTitle

こんばんは。
芸術家の気持ちはいつも若いですもんね。
いつも思います。別府さんいくつなんだろうと。
たぶん20代後半かなといつも思ってます。
早く生で見てみたい。

あかちん #- | URL | 2012/01/22 16:06 * edit *

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# |  | 2012/01/22 22:28 * edit *

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