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囚われの女ドロテア 

 この曲は、ケビン・コスナー監督・主演の秀作「ダンス・ウィズ・ウルヴス」の楽曲版ですと説明するのが1番良いのかもしれません。
 もちろん登場人物は映画とは全然別の人たちだし、場所や背景も違っています。でも、人間としての誇り、生きる力の源が息づいている場所、運命に抗うことが出来ず、これに翻弄される人間の哀しみといった物語のテーマは一致しているように思います。
 ドロテアは先住民に「囚われていた」ところを軍隊によって救出されてきた白人女性です。でも彼女は叫びます「大尉、私は白人ではありません。私を草原の仲間のところに、愛する夫のもとに帰してください。私は今ここで囚われているのです」

 私は、コスナー演じる元軍人が、かつての仲間たちに対して「私はお前たちが探している人間ではない。『狼と踊る男』だ」と先住民の言葉で誇り高く毅然として言い放つ、戦慄が走るほど感動的な映画の1シーンを思い出しました。

 「ダンス~」のイメージの影響でしょうか、最初うかつにも、この曲の背景を西部開拓時代の北米のどこかだと思いこんでいました。曲中に出てくる Pampa、Ranqueles といった固有名詞の意味を調べるうちに、この曲の背景が、現在はアルゼンチンとなっている地方の2~300年くらい前の時代と設定されているらしいと気づきました(あやうく勘違い)。
 心かきむしるような、この哀しみのメロディーもコンサートでお届けできるかと。
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