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チームは誰のために存在するのでしょうか 

 今年のヨーロッパのサッカークラブ選手権UEFAチャンピオンズリーグの決勝戦は5月28日に行われるのだそうです。

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 長友選手のいるインテル、内田選手のいるシャルケ、どちらも頑張ってほしいですよね。
 勝ち進んで両チームの対決なんか観られたらドキドキですよ。

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 それはいいのだけれど。
 先日聞いたニュース(すでに旧聞に属しますが)によると…
 この決勝戦、一般のファンがこの試合を観るためにチケットを入手しようとすると、最低でも176ポンド(約2万3500円)、良い席だと326ポンド(約4万2500円)もかかるのですって!
 チケットを入手するだけでですよ。移動のための交通費や宿泊費まで考えたら、全部で一体いくらかかるのよー

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 いや、べつに別府が観にいくわけじゃないですよ。
 観に行くわけじゃないですけど…

 別府は、あるサッカー監督のインタビューをまとめた本の内容を思い出していました。
 その監督は、国内の2部リーグから1部リーグに復帰したばかりの「鉄道員」という意味の名称を持つチームを率いていました。
 補強もままならない資金難のチームは、若手選手を鍛え上げるという方針で力を蓄え、数年後に国内リーグで優勝を争うまでに成長、ヨーロッパ大会UEFAカップの出場資格を得ると、破竹の快進撃をみせてベスト4まで進出したのです。
 ホーム&アウェー方式で戦われた準決勝、ホームでの第2戦の大詰めまで、2試合の合計得点は同点。でもアウェーゴールの差でチームの決勝進出は目前でした。
 なのに終了2分前、チームは相手にゴールを許して、決勝への途は閉ざされてしまったのです。
 その後の話は、その本を引用させてもらいます。

『決勝ではレアル・マドリーが待っていた。
  (中略)
 われわれは貧しいクラブで、サポーターもグルバピッツァのスタジアム周辺に住む、鉄道関係の労働者たちだ。私もそこで少年時代を過ごした。だから彼らがどういう生活を送っているかはよく知っている。とても厳しい生活だ。若い選手は全員がこの地区の出身だから、サポーターも常に彼らとともにあった。そのことが私を苦しめた。私にしろ選手にしろ、まだまだこれからチャンスはある。しかしサポーターにとっては、あれが恐らく最初で最後のチャンスだった。
  (中略)
 サポーターにとってレアルとの決勝は、最高の報酬になるはずだった。彼らはすべてを犠牲にして、チームを応援していた。チームの行くところには、どこでもついてきた。たとえ日々の食事に困っても、チケット代だけは何とか捻出して応援を欠かさなかった。』


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 「あるサッカー監督」とは、別府が敬愛してやまない元日本代表監督イビツァ・オシムさんです。
 そして上の文章はオシムさんのインタビュー内容を元に書かれた「オシム 勝つ日本」(田村修一著)からの引用です。
 サポーターたちが愛するチームをスタジアムで応援するために、チケットを入手するだけで2万3500円もかかるというニュースを聞くと、なんだか悔しくて涙が滲みそうですよ。


 
 いつも応援をいただきましてありがとうございます。
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この記事に対するコメント

こんにちわ

『レーヴ ~ 夢』、届きましたぁ~ (^‐^)v
早速、musicCDにコピーして愛車に常備です。
(オリジナルCDは大事にしないとネ)

勿論、ジャケットもプリンタでCDに印刷して・・・

また、ドライブの楽しみが増えました!

御活躍、応援してま~す。

雅勒 #- | URL | 2011/03/02 15:10 * edit *

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