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「自虐の詩」 

 自宅で、ほっこりと寛ぎながらDVD鑑賞でした。
 作品は数年前に劇場公開された「自虐の詩」です。
 もっとも劇場で公開されていたときの記憶はないんですけどね。
 阿部寛さんが演じる酒とギャンブルに溺れるダメダメ男と暮らしているモロ薄幸そうな女性を中谷美紀さんが演じています。

 別府は、この作品を以前に1度、CS放送で観たはずなのですが…
 そのときの記憶としては「ちゃぶ台がひっくり返ってたなー」という印象くらいしか残っていませんでした。
 阿部さんは(じゃなくて、彼が演じるイサオは)何か気に入らないと、すぐにちゃぶ台をひっくり返すのですが、食事シーンになると必ず何か気に入らないことが起こります(笑)

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 ただ今回、この作品を観なおして、ずい分違った印象を受けました。
 正直に言うと、別府、作品を観ながらウルウルと泣いてしまいました。

 幸せって何なの?とか大上段に構えて考えてしまうと、何だか良く分からなくなったりしますが…

 人間誰しも、計算高かったり、自分本位だったり、こすっからいところがあったりと、ミットモナイ面を持っているものです。
 もちろん別府も。
 きれい事だけではすまないのが人生ですからね。
 でも、きれい事だけではすまないリアルな人生の中に、どうしても胸が熱くなってしまうような人と人との関わり方というものがありますよね。

 「自虐の詩」の主人公(森田さん)の子供時代への回想シーンに登場するクラスメート熊本さんとのエピソードはどれも秀逸でした。
 貧しい暮らしの中でも胸を張って生きる熊本さんに庇われるように2人で仲良くしていた主人公の犯した熊本さんへの切ない裏切り、そして諍い、和解、やがてくる別離…

 この作品、リボンを使って美しくラッピングされたプレゼントのような「きちんとした」映画ではないみたいですが、不恰好でも人生の真髄を垣間見せる味わいをもった作品だわ、ってシミジミ思ったのでした。

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 東北弁のイントネーションで「もりたさん」「くまもとさん」とヤルのが当面のマイブームになりそう(笑)


 
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この記事に対するコメント

はじめまして。

お邪魔します!

>リボンを使って美しくラッピングされたプレゼントのような「きちんとした」映画ではないみたいですが…

的確で素敵な表現ですね。
思わず見入ってしまいました。

以前観たものが違って見えるのは、きっと深みのある映画なのでしょうね。
とても気になる映画です。

ではお邪魔しました。

ごろちゃん #- | URL | 2011/01/28 13:10 * edit *

NoTitle

観よう観ようと思ってるケド未見な映画って沢山あって。
「自虐の詩」もその一つなんですよねぇ。
泣いてしまった、という文章のすぐ上の写真が…阿部ちゃんって本当に素敵な俳優さんだ!(笑)

バンド組んでわがまま放題だった僕にはちょっと見るのが怖い映画だったりしますけど、多分、同じ女性から見る視点とは大違いなのかもしれません。

叙情的な感性って、本当、女性には敵わないって思います☆

JumpingJackFlash #Vlv9gDmU | URL | 2011/01/29 19:14 * edit *

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