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てんぷら考 

 先日、天ぷら(さつま揚げ)を高松駅でお土産に買ってきて、写真に撮ってフェイスブックにアップしたら、意外に多くの皆さんからコメントをいただきました。
 コメントを拝見するうち興味をもったり、疑問に感じることが出てきたので、この際、こちらでまとめてみることにしました。

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①さつま揚げのことを「天ぷら」と呼ぶ地域はどこなのか?

 この前提として、さつま揚げ(魚のすり身を主成分とし、油で揚げた加工食品)を食べている地域はどこなのか?という問題がありますが、この点については、ざくっと「日本中で食べている」と考えておきます。「うちの地域では食べないぞ」という地方がございましたら、ご一報ください。

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 本題に戻りますと、さつま揚げを天ぷらと呼ぶ地域は、けっこう広いみたいです。
 別府がいま住んでいる大阪でも、スーパーの一画で「ひら天」や「いか天」なんかが売られていて、それらを総称して「天ぷら」と呼ぶことがあります。
 コメントでも山口、高知、関西では、そう呼ぶというご指摘をいただきました。

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 農林水産省のウェブサイトで見つけた「全国ご当地練り物マップ」の箇所に「さつまあげは地域によって天ぷら、つけあげ、チキアギと呼び方が変わります。そのほか、えび天、じゃこ天、がんす、フィッシュカツ、魚ロッケ、おにぎり蒲鉾など、各地のオリジナル練り物が盛りだくさん。」と記載されていて、さつま揚げは地域によって「さつまあげ」「天ぷら」「つけあげ」「チキアギ」と異なる呼称があることが指摘されています。
 コメントでも鹿児島の「つけ揚げ」のほか、「チキアギ」「つきあげ」といった呼び名のご指摘をいただきまいした。

   MC900423860_201806171804277b7.jpg

②各地のオリジナルな揚げ物はあるんだろうか?

 この疑問についての答えは、さきの農水省のサイトに一部出てましたよね。
 「えび天、じゃこ天、がんす、フィッシュカツ、魚ロッケ、おにぎり蒲鉾など、各地のオリジナル練り物が盛りだくさん。」
 うんうん、宇和島のじゃこ天とかオリジナル感あるわねーと思ったけど、それ以外、あんまり分かんないよ。なに、魚ロッケ(ギョロッケ)?
 こんなんでした。

 Oita_gyorokke.jpg
   © 大分帰省中

 佐賀、大分、山口の方にあるらしいです。
 香川県だと「えび長天」とか「赤えび天」とか呼ばれる、この天ぷらは、よそで見かけた記憶がないのですが…

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   写真は高松の「うえ松」さんのウェブサイトから拝借しました。

 コメントにあった意外なものとして、博多、宮崎では「てんぷらうどん」を頼むとさつま揚げがのっているという情報は、結構びっくりでした。
 こういうことらしい。

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   写真は「博多の魅力」さんのウェブサイトからお借りしました。

 讃岐でも「てんぷらうどん」を頼んだときは、普通に衣のついた天麩羅がのって出てくるけどなー

③さつま揚げの発祥の地はどこか?

 これは特定不能じゃないですかね。
 日本は四方を海に囲まれていて、おかげで日本中どこでも魚が獲れます。つまり素材はどこにでもあります。
 素材を加熱する料理の方法は「焼く」「茹でる」「蒸す」「揚げる」といったところですが、魚のすり身を、これらの料理方法でシンプルに料理すれば、「ちくわ」「つみれ」「かまぼこ」「さつま揚げ」といったもの等が出来るでしょう。
 つまり調理用の油が一般化したころ、日本各地で、魚のすり身の揚げ物が、ある意味必然的に生まれてきたんじゃないでしょうか、その呼称はともかくとして。



 
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 【日時】9月7日(金)19:00開演(18:30開場)
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 ジャケ写beppu3

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この記事に対するコメント

つきあげについて

葉子さん こんばんは。

鹿児島では昔から四角の形をして人参の板が間に
挟んであるものがあってとても美味しいんです。
人参は生です。
カリッとした触感で私は大好きなんです。
しかし、諸事情から最近はあまり造られていません。
残念ですが。

シッタレ #- | URL | 2018/06/17 23:05 * edit *

歌声、感動しました。(いつものことですが)(^^)v

花 #- | URL | 2018/06/18 18:16 * edit *

さつま揚げの発祥の地

既に検索済みかも知れませんが、
「さつま揚げの発祥の地」でぐぐると
以下の説明をしている勘場蒲鉾店のホームページがありした。
信じていいかどうかは分かりませんが・・・
------
今から約140年前の弘化3年(1864年頃)、島津藩主斉彬公の時代に琉球を統治するようになり、中国福建省文化の流れを組む琉球文化との交流が盛んになりました。

その為食生活も影響を受け、ことに中国料理特有の脂っこい物が多く、その中に魚肉のすり身を澱粉と混ぜて油で揚げた「チキアギ」なるものがありました。

それがなまって「ツケアゲ」になったと言われています。

この「つけあげ」が串木野を中心に鹿児島県内で多く製造されるようになり、関東では「さつまあげ」、関西では「てんぷら」と呼ばれています。

「つけあげ」は日本で串木野が発祥の地と言われています。
-------

ふとっちょドラゴン #E6kBkVdo | URL | 2018/06/19 10:31 * edit *

Re:

こんばんは。

コメントありがとうございます。

「チキアゲ」「つきあげ」「つけあげ」呼び名にも微妙なバリエーションがあるみたいですね。

鹿児島が「魚のすり身揚げ物」界で特別な地位を占めているのは間違いないですよね。さつま揚げが全国に通じる名前になっているわけですから。

それに揚げるという調理法自体が大陸文化の影響を想像させますしね。

その一方で、素材の一般性や、調理法のシンプルさのことを考えると、発祥の地を特定することの難しさを感じますね~

各地のオリジナルさつま揚げを、それぞれに楽しむのが1番かも。

さつま揚げを食べつつ、別府の歌など聴いていただければと、虫のよいことを考えつつ(笑)

別府葉子 #- | URL | 2018/06/25 19:12 * edit *

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