「半ダースのバラ」
2016/12/23 Fri. 22:50 [コンサート・ライブ]
訳詞家の直村慶子さんが付けられた日本語詩は「ピアノの上にバラが枯れていた」という、とても印象的な歌詞で始まります。

ライブの1週間ほど前、友人のシャンソン歌手に会っていたときのことでした。
ライブのテーマを「バラ、そして愛」と決めたものの、テーマの柱になるバラを歌った曲が、もう1~2曲欲しいな、なんて考えていた別府は、そのことを彼女に相談したのです。
彼女はたちまち3~4曲ほど曲名を挙げて「譜面もあるから、あげるわよ」と(ホントに良い人だー)
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そのとき「最近いろんな人がいっぱい歌ってるわよ、別府ちゃんも歌ったら」と勧めてもらったのが「半ダースのバラ」でした。
新しい曲をやるときは、まず原曲を聴いてみるのが別府のやり方です。
この曲、MINAさんというイタリアの方が1969年に発表したカンツォーネでした。
さっそくYoutubeで聴いてみました。

MINAさんのダイナミックなお化粧(特に目元)に少しタジロギつつ…
最初、ずいぶんキーの低い人だな、なんて思いながら聴いてたんですけどね。
途中から度胆を抜かれました。
途中から、ぐんぐん音域が高くなって、きらめくような灯をスパークさせながら昇っていくと、輝くような高音がまばゆい光を放ちます。
おおッ、なんだこれー
でも譜面とは全然ちがうぞ、これ!リズムも違うし。

ははは、実はよくあるんですよね。
日本で広く歌われている日本語詞の歌が、原曲とはメロディーやリズムが変わってしまっていて、原曲とはおよそ別の曲になっているとか。
それがいいとか悪いとか言うつもりはないです。
ただ別府は、オリジナルの魅力を再現することにこだわるということをポリシーにしています。
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とても素敵な曲だったので、オリジナル通りに譜面を作りなおして、それを歌えるように1週間で練習しました。
別府の「半ダースのバラ」いつかどこかで聴いていただけますように。

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2017 新春ミニツアーは、2月4日(土)大阪、2月5日(日)名古屋、2月18日(土)東京です。
おいでませ~

本日の1曲は「ラストダンスは私に」です。
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この記事に対するコメント
メリークリスマス~
コンサート行きます
いつも当ブログ湖畔の風景写真館に訪問ありがとうございます。
来年2月4日の大阪ライブ、
行く予定にしております。
初めてですが、
今から楽しみです。
コンサート
おいでませ~
「ラストダンス」何度聞いても、何時聞いてもいいです。
このごろは雪であまり出かけられないので、葉子さんの歌を聴いて楽しんでいます。有難うございます。
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