別府、被害にあう

　知り合いから「たいへん、たいへん」と言って連絡がありまして…
　話を聞いても、すぐには何のことか分からないで、何度も聞き返したりしましたが、ようやく理解できたことによると、「ウェブ上で、別府の訳詞が盗作されている」という「？？？」な、お話でした。

　

　半信半疑で、教えられたそのページをＰＣで開いてみると…
　なんか笑ってしまった。
　似ているとか、同じフレーズが使われているとかいうレベルじゃなくて…
　何カ所か語尾に違っているところがあるくらいの…
　「まるパクリ」状態でした。

　　　　　

　別府の名前はどこにもなくて、ページを作った方が、その日本語詞を作ったように標記されていました。
　訳詞はウェブ上では発表していないので、Youtube動画で別府が歌っているものから聴き取られたのでしょうか…
　悲しい思いです。
　１つの訳詞を作るのに、どれほどの力を注ぐ必要があるのかは、その作業をされてみないと分からないでしょう。
　意味をとり、全体の構想を練った上で、メロディーをイメージしながら、音符に音を当てはめて、言葉を探しては棄てていく、また選びまた棄てる、神経をすり減らす気の遠くなる作業を経て、作品は少しずつ形になります。
　そしてその過程があるからこそ、完成したときの喜びもあります。

　

　重い気持ちで、いつも頼りにしている弁護士さんに相談すると…
　何らかの手立てを講じようとすれば、どこの誰だか分からない相手を特定するために、プロバイダーなり、サイト運営者なりに、相手を特定するための情報を開示してもらう必要があるけれど、まず任意では応じてもらえないので、その情報開示のための手続きを裁判所に申し立てる必要がある、どうするかは、その必要性や効果といったものを慎重に考えた上で、といったお話で…

　　　　　

　別府としては、別府の訳詞をウェブ上で自分の作品であるかのように発表している方が、自主的にそれらを削除してくださることを期待しています。
　別府のこの文章が、その方の目に留まることはないんだろうなとは思いますし、ご本人は、自分がそういうことをしたこと自体、忘れていらっしゃるのかもしれませんが…
　それでも、ご本人が自主的に削除してくださらないかなと希望しています。



　
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　今日は「百万本のバラ」を収録したミニアルバムのご紹介をさせていただきます。