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壊されたものを作りなおしましょう 

 安保法制は成立してしまいましたね。
 これで、日本は、世界中のどこにでも自衛隊を派遣して、アメリカ(他国軍)と(後方支援という名目で)一緒に戦争をすることが出来ることになりました。

 アメリカは、建国以来2百数十年のうち、年間を通して戦争をしなかったという年が数えるほどしかない国です。
 たいてい、世界のどこかで戦争をしている。
 ベトナム、イラク、アフガニスタンと、後になってみると、いったい何のための戦争だったのかと、アメリカ人自身すら深く疑問を感じる戦争を繰り返す国です。

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 このままだと、自衛隊は、そんな国の軍隊と一緒に、世界のどこかに出かけていって、一緒に戦争をすることになるのでしょう。
 何のために?
 もちろんアメリカは大喜びでしょう。
 アメリカ軍の若者が死ぬ代わりに、日本の自衛隊の若者が死んでくれることになるわけですから。

 日本の国会で、議論する以前に、そしてこの国の安全保障政策をどうするかを主要な争点とする選挙を経ることもなく、アメリカに出かけて行って、アメリカの議会で、そういう法律を作りますと演説して、安保法制を作ることを勝手に約束してきた人がいる。
 その総理大臣が、この法律を作ってしまいました。
 わたしには信じられませんし、この事態を理解することも出来ません。

      MC900440412_201509192241319d7.jpg

 そしてこの法律は、日本の近隣諸国との関係で、日本の立場を有利なものにするものでもありません。
 安保法制をめぐる議論の中で、この法律が、具体的に何を目的に、どのように作用し、いかなる効果を発揮すると期待できるかについて、まともな説明を聞いたことがありません。
 ルールを作るときには、ルールを必要とする状況があるはずで、ポイントなる問題点が指摘され、それを解決するための合理的な道筋(手段と結果との間の因果関係といってもよいと思いますが)が明確に示されて、はじめてルールを作る理由を理解することが出来ます。
 でも安保法制に関しては、その道筋を誰も示していない。
 説明しないのではなくて、出来ないのだと思います。自衛隊が世界のどこかに出かけていって他国の軍隊と一緒に戦争をすることと、日本の近隣諸国との関係で日本の立場が有利なものとなることとの間には、合理的な因果関係など存在していないからです。

 ニュースをみていたら、安保法制成立を受けて、街頭インタビューが行われていました。
 インタビューで、複数の人が「他国から攻撃されても、何もできないのはおかしいから、賛成」といったような意見を述べていて、深い深い脱力を覚えました。
 この法案成立の後押しした賛成意見の中には、こういった意味不明の誤解にもとづいたものもあったのでしょう。

 自由と権利と立憲主義を取り戻すための戦いは、今日から始まります。
 別府は、人間は侵すことの出来ない権利を持っているのだと謳われている憲法をもった、この国に生まれました。
 この戦いに参加する権利も持っています。

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 いつも応援をいただきましてありがとうございます。

 別府葉子フェイスブックページも開設しております。よろしくお願いいたします。

 今日の1曲は「哀しみの終りに」です。

 
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