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現代シャンソン事情 ~責任 

 前回記事で、シャンソン教室のシステムに頼った集客やコンサートは、現在のシャンソン界が抱えている問題点を顕在化・拡大化させていると指摘したのですが、そう書くと、当然、その問題点って何なん?ということになろうかと思います。
 というわけで、さらに続きを書きます。

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 別府が思うに、現在のシャンソン界の問題点を一言で言うなら、それは…
 昭和のころシャンソンスターたちが華やかな活躍をしていた頃に歌われていたプログラムと、現在のプログラムとに、ほとんど何の変化もないこと、です。
 そのことが、シャンソンというジャンル自体を「懐メロ」化させ、シャンソンに新しいファン層を獲得する活力を失わせているのだと思います。
 傍目には、シャンソンは、古臭い曲を歌ったり、聴いたりしているマニアックな世界に見えているのかもしれません。

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 ここで誤解のないように言っておきますが…
 往年の名曲を懐かしむことは、少しも悪いことではないと思います。
 懐かしのヒット曲を楽しむことは、古臭いと非難されるようなことではありません。
 時を超えてなお色あせることのない名曲というものはあるのです。

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 そして人は、誰しも、生涯わすれることの出来ないメロディーというものを持っています。小学校の合唱団で歌った曲、初恋のころ深夜のラジオで聴いた曲、働き始めたころ街角で流れていた曲、まるで人生のアルバムのように、そのときどきを彩る音楽というものがあるはずです。それは誰にとっても宝物でしょう。

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 別府は音楽を聴く側ではなく、音楽を提供する側の問題、それを話題にしているのです。
 1つの音楽のジャンルが健全に成立するためには、往年の名曲を懐かしみ、また楽しむ一方で、同時に、新しい刺激と興奮に満ちた未知の楽曲が次々に提供されていくことが必要ではないでしょうか。

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 そのジャンルの音楽をやる者には、それを提供する責任のようなものがあるのではないでしょうか。
 自らアンテナをはり、新しく美しいもの常に捜し求めようとする姿勢です。
 それは、責任というよりは、本能かもしれません。
 別府には、そんなふうに感じられます。


 
 いつも応援をいただきましてありがとうございます。

 別府葉子フェイスブックページも開設しております。よろしくお願いいたします。

 今日の1曲は「ジュ・ヴー 私の欲しいもの」です。

 

 東京コンサートは9月5日です。是非お運びくださいませ。

 2014市ヶ谷A4F02
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