偉人
2014/06/22 Sun. 02:36 [サッカー]
今回のサッカーワールドカップの話ですが…
王国ブラジルと引き分けたチームがあります。
メキシコです。
ブラジルと対戦する大半のチームのように守備を固めて、チャンスを待つのではなく、王国相手に、がっぷり四つに組んだ真っ向勝負の90分を戦い抜いての堂々たる勝ち点1です。

メキシコのサッカーはパスをつないで、つないで…
今風に言うと、ポゼッション重視、相手にボールを渡さないサッカー
このメキシコのスタイルの源流は1990年代初頭にメキシコ代表監督に就任したアルゼンチン人、セサール・メノッティさんの戦術に遡るんだそうですよ。
四半世紀をかけて、独自のメキシカンスタイルを熟成させてきたということでしょう(2012年ロンドンオリンピックの金メダルチームですしね)

日本でも同じことをしようとした代表監督がいましたよね。
「コピーは100年経ってもオリジナルにはかなわない」
「強豪国のマネではない、日本人の特性を活かした日本オリジナルなサッカーを作り上げるべきだ」と語っておられたボスニア人の日本代表監督、イビチャ・オシムさんですよ。
ザッケローニ監督は、日本オリジナルな戦いが出来るチームを作ろうとしているという意味で、オシムさんの延長線上にあると感じられますが…
オシムさんが代表監督になったのが2006年。
まだ8年かあ…

何度も語ってきたように、オシムさんは、別府の永遠のヒーロー
憎悪、怒り、偏見、人間のあらゆるネガティブな感情は、理性によってコントロールすることが可能であり、融和と共存による平和の道は、知恵によって導かれるのだ、という理念を、その人生において実践されている方ですよね。
オシムさんが、母国ボスニアヘルツェゴビナのワールドカップ初出場のための立役者になったというお話は、以前のこのブログの記事で書かせてもらいました。
それにかかわるドキュメント番組が、日曜日の夜にNHKの地上波で放送されるようで、別府、大注目しております。
本日6月22日午後9時~ NHKスペシャル
「民族共存へのキックオフ ~"オシムの国"のW杯~」
1990年ワールドカップイタリア大会で、崩壊を始めていた多民族国家ユーゴスラビアの代表チームを率いたオシムさんは、国家存続の求心力たらんとしてワールドカップ優勝を目指して戦った自らを、何度かドンキホーテになぞらえて語っておられたようですが…
今も、民族の融和と平和という理想のために戦ったおられるわけですね。
格好良すぎだ。
いつも応援をいただきましてありがとうございます。
別府葉子フェイスブックページも開設しております。よろしくお願いいたします。
本日の1曲「いつも何度でも」です。
王国ブラジルと引き分けたチームがあります。
メキシコです。
ブラジルと対戦する大半のチームのように守備を固めて、チャンスを待つのではなく、王国相手に、がっぷり四つに組んだ真っ向勝負の90分を戦い抜いての堂々たる勝ち点1です。

メキシコのサッカーはパスをつないで、つないで…
今風に言うと、ポゼッション重視、相手にボールを渡さないサッカー
このメキシコのスタイルの源流は1990年代初頭にメキシコ代表監督に就任したアルゼンチン人、セサール・メノッティさんの戦術に遡るんだそうですよ。
四半世紀をかけて、独自のメキシカンスタイルを熟成させてきたということでしょう(2012年ロンドンオリンピックの金メダルチームですしね)

日本でも同じことをしようとした代表監督がいましたよね。
「コピーは100年経ってもオリジナルにはかなわない」
「強豪国のマネではない、日本人の特性を活かした日本オリジナルなサッカーを作り上げるべきだ」と語っておられたボスニア人の日本代表監督、イビチャ・オシムさんですよ。
ザッケローニ監督は、日本オリジナルな戦いが出来るチームを作ろうとしているという意味で、オシムさんの延長線上にあると感じられますが…
オシムさんが代表監督になったのが2006年。
まだ8年かあ…

何度も語ってきたように、オシムさんは、別府の永遠のヒーロー
憎悪、怒り、偏見、人間のあらゆるネガティブな感情は、理性によってコントロールすることが可能であり、融和と共存による平和の道は、知恵によって導かれるのだ、という理念を、その人生において実践されている方ですよね。
オシムさんが、母国ボスニアヘルツェゴビナのワールドカップ初出場のための立役者になったというお話は、以前のこのブログの記事で書かせてもらいました。
それにかかわるドキュメント番組が、日曜日の夜にNHKの地上波で放送されるようで、別府、大注目しております。
本日6月22日午後9時~ NHKスペシャル
「民族共存へのキックオフ ~"オシムの国"のW杯~」
1990年ワールドカップイタリア大会で、崩壊を始めていた多民族国家ユーゴスラビアの代表チームを率いたオシムさんは、国家存続の求心力たらんとしてワールドカップ優勝を目指して戦った自らを、何度かドンキホーテになぞらえて語っておられたようですが…
今も、民族の融和と平和という理想のために戦ったおられるわけですね。
格好良すぎだ。

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