村尾亜計実さんのキラーパス
2014/06/05 Thu. 21:12 [コンサート・ライブ]
昨日は、神戸三宮の「サロン・ド・あいり」でのライブでした。
今年の2月につづいて、今回が2回目でした。
そして、このお店での1回目のライブを誘ってくれた、ピアニストの村尾亜計実さんとのコンビも2回目ということになります。
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お昼間のライブだし、今回は満席にはならなかったせいもあって、客席には、なんだかのんびりとくつろいだ雰囲気が漂います。
これはこれで良い感じねーと、別府もリラックスモードです。
MCをしながら、知らない間に「ねえねえ」みたいな手振りをしながら、「むかしねぇ」とか喋っていて、ハッと気がつけば女子会トークみたいな友達口調になってたりして。
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ところで今回のライブ、いろいろ事情があって、なかなかプログラムが決まらなかったんですよね。
結局、ピアニストの村尾さんに曲目を伝えられたのが、ライブの前日になってしまいました。
しかも別府の場合、フランスでヒットしたけど、日本語のカバーヴァージョンも出てなくて、日本では誰も歌っていないといった曲とかを、けっこうライブでやるので、伴奏の方にとっては、初見の譜面というのが、何曲もあるのです。
当日、所見の譜面を渡されて、いきなり弾くというのは大変なことだと思うのですが…

実はへっちゃらな人
ただ村尾さんの場合、別府は、心配はしていませんでした。
前回のライブをご一緒したことで、たとえ初見の譜面でも、1度リハをして意思疎通しておけば、きちんと合わせてくれることを知っていましたから。
そして彼女のすごいのは、そういう曲を無難に弾くのではなくて、最後まで「頑張って」くれるところです。
音楽はあんまり詳しくないという方もいらっしゃるかと思いますので、説明しておきますと…
伴奏者というのは、誰でも同じメロディーを弾くわけではありません。
指定された尺の長さの中で、コード進行に合わせて、いわば即興に音を紡いでいくわけです。
ですから演奏者によって、伴奏というものは随分個性が異なるものになってきます。

かっちり自分の型にはめたものを出してきて、さあどうぞ、といったタイプ。
歌いやすいし、ハマると高得点(笑)となります。
自分のこだわりに従って作り込むタイプ。
曲に対する新しいイメージを触発されたりすることもあります。
ボーカルに寄り添うタイプ。
自由に歌わせてもらえます。
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村尾さんの場合、別府のイメージは「併走する」伴奏者です。
こちらの邪魔をせず、きらりと光るテクを見せてくる。
2度、3度とパス交換をして、ナイス!と思っていると、わっ、さらに音を入れてくるのね!とか…
ディフェンスは完全に置き去りよ!って何の話(笑)

なんか新しい可能性を感じるんですよね。
彼女とのコンビでのステージ、他でも是非お願いしてみたい感じです。
あ、「サロン・ド・あいり」さんでも、またやらせていただくと思いますが。
いえね、「サロン・ド・あいり」さんの焼きそば、すごく美味しいんですよ!
だからってわけじゃないですよ(笑)

いつも応援をいただきましてありがとうございます。
別府葉子フェイスブックページも開設しております。よろしくお願いいたします。
本日の1曲は「花の季節」 です。ピアニスト上田裕司さんは、どのタイプ?
今年の2月につづいて、今回が2回目でした。
そして、このお店での1回目のライブを誘ってくれた、ピアニストの村尾亜計実さんとのコンビも2回目ということになります。
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お昼間のライブだし、今回は満席にはならなかったせいもあって、客席には、なんだかのんびりとくつろいだ雰囲気が漂います。
これはこれで良い感じねーと、別府もリラックスモードです。
MCをしながら、知らない間に「ねえねえ」みたいな手振りをしながら、「むかしねぇ」とか喋っていて、ハッと気がつけば女子会トークみたいな友達口調になってたりして。
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ところで今回のライブ、いろいろ事情があって、なかなかプログラムが決まらなかったんですよね。
結局、ピアニストの村尾さんに曲目を伝えられたのが、ライブの前日になってしまいました。
しかも別府の場合、フランスでヒットしたけど、日本語のカバーヴァージョンも出てなくて、日本では誰も歌っていないといった曲とかを、けっこうライブでやるので、伴奏の方にとっては、初見の譜面というのが、何曲もあるのです。
当日、所見の譜面を渡されて、いきなり弾くというのは大変なことだと思うのですが…

実はへっちゃらな人
ただ村尾さんの場合、別府は、心配はしていませんでした。
前回のライブをご一緒したことで、たとえ初見の譜面でも、1度リハをして意思疎通しておけば、きちんと合わせてくれることを知っていましたから。
そして彼女のすごいのは、そういう曲を無難に弾くのではなくて、最後まで「頑張って」くれるところです。
音楽はあんまり詳しくないという方もいらっしゃるかと思いますので、説明しておきますと…
伴奏者というのは、誰でも同じメロディーを弾くわけではありません。
指定された尺の長さの中で、コード進行に合わせて、いわば即興に音を紡いでいくわけです。
ですから演奏者によって、伴奏というものは随分個性が異なるものになってきます。

かっちり自分の型にはめたものを出してきて、さあどうぞ、といったタイプ。
歌いやすいし、ハマると高得点(笑)となります。
自分のこだわりに従って作り込むタイプ。
曲に対する新しいイメージを触発されたりすることもあります。
ボーカルに寄り添うタイプ。
自由に歌わせてもらえます。
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村尾さんの場合、別府のイメージは「併走する」伴奏者です。
こちらの邪魔をせず、きらりと光るテクを見せてくる。
2度、3度とパス交換をして、ナイス!と思っていると、わっ、さらに音を入れてくるのね!とか…
ディフェンスは完全に置き去りよ!って何の話(笑)

なんか新しい可能性を感じるんですよね。
彼女とのコンビでのステージ、他でも是非お願いしてみたい感じです。
あ、「サロン・ド・あいり」さんでも、またやらせていただくと思いますが。
いえね、「サロン・ド・あいり」さんの焼きそば、すごく美味しいんですよ!
だからってわけじゃないですよ(笑)


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本日の1曲は「花の季節」 です。ピアニスト上田裕司さんは、どのタイプ?
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