FC2ブログ
03 // 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30. // 05

キャラヴァーン 砂漠の旅人 

 今日は、つい先日、Youtubeにアップされた別府の動画をご紹介します。
 曲は「キャラヴァーン ~砂漠の旅人」です。

 原曲の題名は“Caravane”
 フランスで最も人気のあるシンガー・ソングライター(というか、今やZAZのプロデュースをするなど大御所化しつつありますが)、ラファエルが、作詞作曲して自ら歌っている曲です。
 この曲の名が付けられた彼の3枚目のアルバムは、2005年にフランスで発売されて150万枚を売り上げる大ヒットとなっています。

 7812.jpg

 この曲、歌詞の内容として、はっきりとしたエピソードは語られてはいません。
 物語は、いくつかの暗示的な言葉で示されているだけです。
 「今この手を離せば 2度と逢えないだろうか」
 「涙で君が見えない もう君を待てないから」
 「夜が近づいてる 不安に包まれても」といったふうに。
 愛と、その終わり、別れ、そして旅立ちといったイメージでしょう。

 MP900438811.jpg

 「キャラバン」は日本語では普通「隊商」と訳されますが、この曲では、むしろ定住する家を持たない漂泊の民、といったイメージで使われているように思えます。
 そして、この曲が発表された当時、まだ少年の面影を残していたラファエルの、どこか切なげで、愁いを感じさせる歌声を聴いていると、移民大国フランスの社会に巣くう不安や影といったものにまで、連想は、取り留めもなく広がっていく気がします。
 それは、ラファエル自身が、父親はユダヤ系モロッコ人とウクライナ人のハーフ、母親はアルゼンチン人という複雑なルーツを持っていることからの連想でもあるわけなのですが…

 MP900179.jpg

 でも、この曲、そんなどこか不安で、はかなげなイメージを連想させるにもかかわらず、聴き終わったあと、とてもさわやかさなものが残るのです。
 そのスキャットはあくまで軽快で、からりと乾いた風に、やさしく肌を撫ぜられるような心地よさが、癒しや希望を運んでくるように感じられます。
 ラファエルの曲が、年齢、性別、階層などを問わず、フランスで広く支持された理由かもしれません。

 とらえどころのない、不思議な魅力をもつ、原曲に、どこまで迫れたのか、別府にもよく分からないのですが…
 別府による日本語カバーバージョン、訳詞は別府によるものです。

 


 
 いつも応援をいただきましてありがとうございます。

 別府葉子フェイスブックページも開設しております。よろしくお願いいたします。

 1896743_511909732252004_1454039300_n.jpg
スポンサーサイト



[edit]

trackback: -- | comment: 3