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別府の考え ~ シャンソンとは ~ その2 

 ひな祭りですねー

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(別府のうちで、お雛様を飾っているわけではなくて、これはイメージ写真というやつです)

 別府が子供のころ、ひな祭りが終わるとすぐ、母が「早う、お雛さん仕舞わんとお嫁に行けんようになるんで(さぬき弁)」と言っていましたが、あれは、そうでも言わないと、お雛様を仕舞う理由がないことから発した古人の知恵によるものですね、きっと(笑)

 という挨拶代りの季節ネタはさておき…

 前回「シャンソンとは何か」をテーマにした記事を書いたのですが、アップした後から、いろいろ発想が広がってきました。
 以前から考えていたことも含めて、もう少し書き足したい気分です。
 というわけで、突然ですが、前回のテーマ、ミニシリーズ化します!

 前回記事では、別府の考えるシャンソンの定義を明らかにしたわけですが、ここで少し、違う角度からお話を続けましょう。

 「シャンソンはフランスの演歌である」という言い方をされることがあります。
 別府は、この意見は間違い、あるいは何かを勘違いした意見だと思っています。

 演歌は、昭和に確立された日本の歌謡曲の1ジャンルですが、音楽的には、独特の音階を用いた特徴的な節回しがみられ、また歌唱法として、高度に技巧的なビブラートや、いわゆる「こぶし」を多用するという特徴があります。
 さらに文化的な視点からみれば、しばしば日本的と言われるウエットな情感や心意気、あるいは男女間の情念といったものが主要なテーマとなっているところにも特徴を見いだせます。

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(あ、いや、だから拳じゃなくて、こぶし、です…)

 これに対し、シャンソンは、前回記事で指摘したように、極めて多彩で幅広いジャンルのフランスの大衆音楽全般を指す概念です。
 ポップス、ロック、ジャズ、ラテン、ブルース、民謡など全てを含むわけです。
 このような幅広いジャンルの音楽に共通する、音楽的な特徴や、文化的な特徴を具体的に指摘することなど、まず不可能です。
 日本で聴かれている一般的な音楽の特徴は何ですか?と尋ねられても、答えようがないのと同じことです。

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 したがって、演歌とシャンソンとに共通する特徴というものを見つけることは、まず不可能です。
 特に共通点のない2つのものを並べて、その一方の内容を説明するために、他方を比ゆ的に用いるということは、間違い、でしょう。
 その意味で「シャンソンはフランスの演歌である」という言い方は、間違いです。

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 では、間違いであるにもかかわらず、どうして「シャンソンはフランスの演歌である」という考え方が流布するようになったのでしょうか?
 次回は、この疑問に対する別府の考えを明らかにします。
 じゃ~ん

 (つづく)


 
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 本日の1曲は「サンジェルマンへおいでよ」です。

 

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