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年の瀬 京都紀行 その2 

 入り口のドアを開けると、男の子と言ってもいいような若い男性が近づいてきました。
 「いらっしゃいませ。さきほどお電話をいただいた方ですか?」
 問いかける彼の顔に笑顔を伴った微かな表情が浮かびます。

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 こじんまりした店内の片隅にあるテーブルに案内されて、腰をおろします。
 ランチのメニューを見せてもらいながら、話しかけてみました。
 「ちょうど去年の今ごろ寄せてもらったんですけど、そのときとても楽しかったので、また寄せてもらいました。」
 「はい。もちろん覚えていますよ。去年は夜お見えでしたね。」

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 京都は、阪急大宮駅から、まっすぐ下がって約500メートル。
 バス停の真ん前にあるお店が「プッチーロ」です。
 髭のシェフと、少年のような若いスタッフの2人で切り回す、こじんまりしたイタリアンのお店です。
 一昨年の暮れに、ミートソースが絶品という話をネットで読んで、足を運んだのが最初でした。
 お味はもちろん、シェフとスタッフ2人の、さりげなくも温かい歓待ぶりがとても印象に残ったので、またまた年の瀬に再訪となりました。

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 ランチは前菜のついたパスタコースをお願いしました。
 料理の説明をしてくれるスタッフのいかにも朴訥とした口調が懐かしい…
 そしてパスタはマンマの味、ミートソースです。

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 シェフも厨房から出てきて、にこにこしながら「お久しぶりです」と挨拶してくださいます。
 美味しいランチを、ゆっくりいただきました。
 次に、この店をお訪ねするのがいつになるかは分かりません。
 人と人が偶さかに出会い、笑顔を交わして、また別れていく。
 でも、それでちょっとだけ温かい気持ちになって、ときどきその温もりを思い出してみたりする。
 いいかも…


 
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