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連絡船うどん 

 今年は大雨が多いような気がします。
 それに微妙に移ろっていく季節の風情のようなものが、どうも失われ気味に感じられます。いつまでも暑かったり、急に寒くなったり…
 なんか気候とか、天候の在り方が、とげとげしいような雰囲気が感じられて、何やら不安です。今回の台風も大きな被害など出ませんように。

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 なんとか今日は、瀬戸大橋をわたるマリンライナーはダイヤ通り運行されているみたいで、別府も、高松から大阪に帰れそうです。
 ところで別府がマリンライナーに乗りこむJR高松駅ですが…
 駅の中に、こんな立ち食いうどん屋さんがあります。

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 「連絡船うどん」でございます。
 今から25年ほど前に瀬戸大橋が完成して、香川県と岡山県とが橋で結ばれたわけですが、それより前は、高松から本州にわたる主要なルートは、宇高連絡船と呼ばれる高松・宇野(岡山)間を往復運航していた連絡船でした。

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 この宇高連絡船のデッキでうどん屋さんが営業されていて、そのうどんの味は、香川県の人間にとって、特別な郷愁を誘うものであったというお話。たしか「おそるべきさぬきうどん」の中で語られていて、映画「UDON」の中でも取り上げられていました。
 現在、JR高松駅にある「連絡船うどん」は、かつて宇高連絡船の中で営業していたお店が、これを継承しているのだとか…

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 現在の「連絡船うどん」のお味ですが…
 太めの麺が、素朴な味わいを醸しだしていて、好印象なのですが、何よりの決め手は、出汁です。甘くて優しい美味しさで、ついつい最後の一滴まで残さず飲んでしまいます。
 別府は、宇高連絡船でやっていた頃の、うどんは食べる機会がなかったので、味の比較はできませんが、何となく理解できることがあります…
 この出汁の、甘い優しさは、故郷の香りに似て、人の心に甘酸っぱい郷愁を誘う何かが、たしかに感じられるのです。
 瀬戸内の海の上をわたる風に吹かれながら、ふるさとと挨拶を交わしながら、啜った味の、実際には存在しない思い出の幻影にひたる別府でした。


 
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