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笑隨明月歸 

 広島県にお住いのお知り合いの方から頂きものをしました。
 長期熟成、18年ものの日本酒の古酒でございます。

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 別府の場合、比較的、アルコール類のものを頂くことが多いみたいで、酒飲みのイメージが定着しているのではと、最近すこし心配です。
 あ、でも頂いたお酒は、確実に消費しますから!(笑)

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 というわけで、今回の古酒も早速、食卓に上ります。
 ツマミは、やっぱり和食よね、というわけで、準備したのが、まず「白菜と豚ひき肉の生姜仕立て」(命名別府)です。

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 お酒とケンカしないように薄味で仕上げております。
 さっそくお酒も封をきって、グラスに注いでみます。

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 う~ん、よい香り。
 泡盛の古酒は何度かいただいたことがあったのですが、日本酒の古酒というのは、記憶になかったですね。はじめてかも…
 透き通った綺麗な黄金色です。
 あっ、あまい。
 とてもまろやかで、舌の上に、ほのかな優しい甘みが残ります。
 あ~ん、こんなに飲みやすかったら、止まらないよー

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 こちらは、生徒さんが下さった手作りの醤油麹です。
 生野菜なんぞを付け合せております。

 そうそう、この古酒、東広島市の「賀茂輝酒造」さんが作られた「笑隨明月歸」というお酒です。
 東広島市の西条は、名高い酒どころで、毎年この時期に、「酒まつり」が行われています。このお酒は、その際に、もとめてくださったものだとか…

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    酒まつり あくまで別府の勝手なイメージ

 ところで「笑隨明月歸」って何だろう?
 調べてみました。
 中国の古い詩人?で張可久という方の「環緑亭上」という作品の一節からとられたもののようです。

   水冷溪魚貴、 酒香霜蟹肥、環緑亭深掩翠微。
   梅、落花浮玉杯。
   山翁醉、笑隨明月歸。

 どうやら歌謡の一種、つまり節をつけて唄ったりするものみたいです。

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 こういったものに素養がないので、はっきりとした意味はわかりませんけど、漢字を追ってみると、なんとなく、通じますよね。
 緑深い山中の庵で、うまい肴、うまい酒を楽しんだ老人が、いい機嫌で、満月の明かりに導かれて帰っていきます、みたいな雰囲気でしょうか。

 平和というか、油断しすぎというか(笑)


 
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