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訳すって難しい… 

 バルセロナの下部組織のジュニアチームに所属する久保建英君が、チームとともに来日して、試合で活躍したというニュースは、なかなか爽快なものがありました。
 12歳でサッカーをするためにスペインに行っている…
 キャプテン翼の世界だわ。

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 その関連記事の中で、ちょっと面白かったのが、チームの指導者の記者会見での「久保君のタレント性を高く評価している」という発言。
 もちろん、これは talent (スペイン語では talento )、つまり(サッカー選手としての)才能、素質を評価していると言っているんでしょうけど、日本語で「タレント性」と言われると、なんだか「イケメンだし、結構しゃべりもいけるんだよね」とか言ってるみたい(笑)

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 通訳が、日本人以外の方だったのかしら、とかいろいろ想像してしまいました。

 外国語の翻訳というのは、いろいろな難しさがあるみたいです。
 海外の歌のCDを買うと、歌詞カードに歌詞の内容の翻訳が載っていたりしますが、ときどき、あれ?って思うような翻訳に出会うことがあります。
 先日みかけたのが、固有の意味を持つ単語が、翻訳者に分からなかったケース…
 たとえば「百年戦争」という意味の外国語を「百年間の戦争」と訳してしまうと、文章の意味は通じなくなります。でも、これは14世紀ころにフランスとイングランドの間に100年間続いた戦争があり、これが「百年戦争」と呼ばれているという、歴史に関する知識がないと、訳しようがない、そういったことです。

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 他方で、文化の違いに戸惑うということもあります。
 別府自身の話ですが…
 バルバラの名曲「マダム」の訳詞を、別府は長い間、つけることが出来ませんでした。

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 男性の母親に反対され、生木を裂かれるように恋人と別れさせられた女性。
 男性は、戦地に赴いて戦死します。
 1人の男を、母として愛した女と、恋人として愛した女。
 やがて男性の母親は、彼女に手紙を書きます。許しを求め、哀しみを分かち合って、慰め合いたいと…
 恋人だった彼女のモノローグが続きます。
 もう貴女を恨んではいない。でも許してもいない。私は彼を2度失った。死によって、その以前に、あなたによって。私が味わった思いを、今度は、あなたが知るときです。

 目をそむけたくなるような、ネガティブでドロドロとして感情を、別府は、どう扱ってよいか分からず、訳詞に挑んでは断念していました。

 数年前、訳詞を完成させることが出来たのは、このようなテーマを、歌の世界に取り上げるかどうかは、日仏の文化の違いと言えるかもしれないけれど、この彼女のキレイごとではすまされない感情自体は、普遍性をもったものだということに納得できたからだと思います。

 ここで、別府の「マダム」の動画を貼り付けておこうと思ったのですが…
 「マダム」別府版の動画って、アップされてなかったー
 なんてお間抜けなのよォ!


 
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