FC2ブログ
01 // 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28. // 03

「いじめ」考 

 今日は、動画のご紹介をさせていただきます。
 内容はキャンペーンフィルムみたいです。
 キャンペーンの題目は「いじめ撲滅」
 Friends という名前のスウェーデンの団体が作ったものらしいですのですが、この団体の詳しい活動内容などについては、ごめんなさい、別府、よく知りません。

 この動画が作られたのは、最近のことではありません。
 別府自身、この動画を初めて観たのは1~2年前だったかと思います。
 ただ最初に観たときから、ずっと印象に残っていました。

 メッセージは明確で、強いインパクトがあります。
 ストーリーに少しも押しつけがましいところがなくて、スマートな演出です。
 結果、さわやかで後味の良い清々しいさが強い印象を残しています。
 心に残るという言葉がピッタリですね。

 赤毛の少年が、数人の少年たちから、髪の色のことでからかわれています。
 その子の赤毛をからかうことは、その少年たちにとって定番の遊びのようなものなのでしょう…

 

 別府は、「いじめ」とは、自分が少数派になることを恐れる人間の心理、誰の心の中にもある人間の弱さがもたらす病理なのだと思っています。
 少数派を疎外することによって、多数派と連帯しているという幻想を抱き、自分を安全な多数派の立場に置けたと感じる卑怯な心が、イジメをもたらしているのだと。
 ですから、あらゆるものが、からかいや差別の対象になるのです。
 自分が多数派になれるなら、対象は何でもいいのですから。
 赤毛でも、黒い髪でも、金髪でも…
 どこで生まれたか、何をしているのか、どんな言葉をしゃべるのか、何を信じているのか…
 誰の心の中にも潜んでいる、弱くて卑怯な心が、そんな何かを取り上げては、誰か傷つけることで、自分を守ろうとするのです。

 全ての人は、ほかの人たちと多くのものを共有しています。
 共有しているのは、人を人たらしめているもの。それは喜んだり悲しんだりする気持ち、誰かを恋い慕う思い、何かを求め、何かから逃れようとする感情…
 例えて言うなら、そんなものでしょう。
 でも同時に、すべての人は、ほかの誰とも同じではありません。
 みんな違っているのです。
 そして、その違いこそが、また人を人たらしめているのです。

 そんな当たり前のことを、当たり前のこととして、素直に受け入れるとき、人は自分の中の弱い心、卑怯な心に打ち勝つことが出来るのではないでしょうか。

 動画の中では、年かさの少年が、いじめられている少年のために、自分の気持ちを行動によって明らかにします。
 別府が印象に残ったのは、いじめている少年たちが、その年かさの少年の意図を瞬時に理解したことです。そこに表れているものは、別府には、恥じらいに見えました。卑怯な自分を恥じているのです。

 いじめている者、いじめられている者、手を差し伸べるもの、みな同じ人間で、実に多くのものを共有しているのだ、それがテーマなのだと感じました。


 
 いつも応援をいただきましてありがとうございます。
スポンサーサイト



[edit]

trackback: -- | comment: 18