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愛の讃歌 

 別府は、フランスの歌を歌うときには「原曲のイメージを再現する」ということを、1つの目標にしています。
 ただ考えてみると「原曲のイメージを再現する」ことって、どういうことなのか、あるいは、どうすればそれが出来るのか、簡単じゃないなーってことが多々あるのです。

 「原曲のイメージを再現する」ために、まず思いつくのは、原曲のままの歌詞を、原曲のままのアレンジで歌うことです。
 イメージの再現というより、そのまんまって気もしますが…
 どこまで原曲に近づけるかは、歌い手の実力次第というところでしょうか。

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 でも、これで原曲のイメージが再現出来ているのか、というと、必ずしもそうは言えないと思います。
 人は、歌を聴くと、そこに描写されている情景を思い描くことで、その曲を理解するという側面があります。
 ですから歌詞の内容を理解できなければ、その曲を十分に理解することが難しいとも言えますよね。
 フランスの歌をフランス人が聴いたときに抱く感情と同種の情感を、日本人の聴衆に感じてもらえて初めて、原曲のイメージを再現出来たと言えるのかもしれません。

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 そう考えると、やっぱり訳詞というものが必要になってきます。
 フランス語を日本語に置き換えることで、歌詞の内容を伝えることが出来ます。歌われている情景も伝わります。
 でも、この場合には、外国語と日本語のギャップというものに目をつぶる必要があります。単語が違う、文章の構造が違う、使われる発音が違う…
 民族がそれぞれに使っている言葉というものは、その民族が長い歴史の中で培ってきた独自の文化から発せられる独特の香りや響きというものが含まれているように感じられます。
 「曲のイメージ」という曖昧模糊としたものを捉えようとするとき、その違いが気になることもあるのです…

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 というわけで、原曲のイメージを再現するために、ときに別府が使う方法は…
 原曲の歌詞の内容に忠実な日本語詞を、歌の前のセリフとして使う、です。
 別府が、いつもこのスタイルで歌っている曲は “Hymne A l'amour” 「愛の讃歌」です。
 以前から Youtube にアップしていた動画ですが、音質をアップさせてリニューアルしています。是非聴いてみてください。

 


 
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