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人は誰かを見つけるのです、きっと… 

 お正月は映画がいっぱい観れたりします。
 ノンビリしてる所へ CS 放送なんかでは、この時期いろんな映画をやってますし、むかし録っておいた DVD なんか、この際観とこうかなんて話になったりしますしね。ホントは映画館に行きたいけど、ちょっと億劫だったりして(笑)

 そんなわけで、お正月に家でノンビリ鑑賞した昔の映画から1本ご紹介です。
 「小説家を見つけたら」

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 2000年のアメリカ作品、主演はショーン・コネリー、ロブ・ブラウン。
 あと F・マーリー・エイブラハムとかも出てきます。ほら「アマデウス」でサリエリやった人。なんだか気の毒みたいですけど、やっぱり悪い人の役で出てきます。

 処女作が20世紀を代表する名作となって文学史上にその名を遺したものの、その後、筆を折り、今では隠遁者のごとく世の中と交わりを断ったまま暮らしている白人の老作家。

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 貧しいスラムに生まれ育ちながら、傑出したその文学の才とバスケットボールの腕を買われて、突然、お金持ち私立高校にスカウトされ、周囲の思惑に翻弄される黒人の高校生。

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 交わるはずの無かった2人をつなぐ不思議な縁があり、そしてそこに奇妙な友情が育まれます。

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 そして映画を観ているうちに気がつきます。
 交わるはずが無いように思われ、ある意味、社会の対極に位置しているようにも見えた2人の関係は、実は世界中、どこにでもいる誰かと誰かの関係と同じなんじゃないかしらと…
 真反対のところにいるように見えるのは、共通しているところが隠れているからで、2人をつなぐものがまだ現れていないだけなんじゃないのかしら。
 誰かと誰かとを別ち、引き離しているものは、未知のものに対する恐怖、あるいは根拠のない誰かの悪意に過ぎないのかも。

 少年は老作家に手を差しのべ、1歩を踏み出す。老作家は少年を救い、その結果、魂の再生を得る。
 少し物悲しいラストなのに、心の中に温かいものを感じる1本でした。


 
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