Felicitations sur mariage
2010/10/30 Sat. 19:31 [交遊録]
初めてKと出会ったのは別府が大学生のときのこと。
Kは大学のギター部に入部してきた後輩の1人でした。
要領が悪くて、口下手なくせに、言わなくてもいい事だけはズバリと口にしてしまう…
端で見ているとハラハラするような性格といえば、お分りいただけるでしょうか。
ギターに関しては随分厳しく接したと思うのだけれど、それでも不思議と慕ってくれたのは、他の先輩たちがKにもっと辛くあたっていたからかしら(笑)

卒業後、Kは関西で就職していたのですが、まもなくお父さまが亡くなられました。
Kの郷里で、地元で名の知られた会社を営んでいた父親が亡くなり、1人息子だったKは、郷里に帰ってその会社を継ぐことになったのです。
その後の苦労は本人にしか分からないことだったでしょう。私はただ、時おり深夜に、ぞっとするような疲れた声で電話して来るKの愚痴の相手になっていただけ。
「オレ、いつかパン屋やりたいんですよね」っていつも言ってたけど、もう出来なくなったねって。
あれから長い年月が経って、いまではKもイッパシの青年実業家となり、地元の名士に名を連ねるまでになったようです。
なのに今でも都合のついたときには、はるばる遠くから別府のコンサートに駆けつけてくれて、そんなときには、すぐに受付の机を運んだり、スタッフの飲み物を買出しに行ったりと昔と少しも変わらないK…
明日は、そんなKの結婚式です。

だけど別府は、明日、丸亀ジャズストリートで歌っています。
夏の終わりに「結婚式きまったー」って電話してきたけど、とおの昔にジャズストのスケジュールは入ってたし、共演者たちのスケジュールも押さえてプログラムは印刷に入ってたし、キャンセルできないよ。
「えっ、別府先輩に歌ってもらおうと思うてたのに」「何でもっと早く知らせないのぉ、相変わらずドジやなー」ってね。
仕方がないから、ずいぶん遠くからになったけど、丸亀からお2人の幸せを祈りながら歌うからね、K!


いつも応援をいただきましてありがとうございます。
Kは大学のギター部に入部してきた後輩の1人でした。
要領が悪くて、口下手なくせに、言わなくてもいい事だけはズバリと口にしてしまう…
端で見ているとハラハラするような性格といえば、お分りいただけるでしょうか。
ギターに関しては随分厳しく接したと思うのだけれど、それでも不思議と慕ってくれたのは、他の先輩たちがKにもっと辛くあたっていたからかしら(笑)

卒業後、Kは関西で就職していたのですが、まもなくお父さまが亡くなられました。
Kの郷里で、地元で名の知られた会社を営んでいた父親が亡くなり、1人息子だったKは、郷里に帰ってその会社を継ぐことになったのです。
その後の苦労は本人にしか分からないことだったでしょう。私はただ、時おり深夜に、ぞっとするような疲れた声で電話して来るKの愚痴の相手になっていただけ。
「オレ、いつかパン屋やりたいんですよね」っていつも言ってたけど、もう出来なくなったねって。
あれから長い年月が経って、いまではKもイッパシの青年実業家となり、地元の名士に名を連ねるまでになったようです。
なのに今でも都合のついたときには、はるばる遠くから別府のコンサートに駆けつけてくれて、そんなときには、すぐに受付の机を運んだり、スタッフの飲み物を買出しに行ったりと昔と少しも変わらないK…
明日は、そんなKの結婚式です。

だけど別府は、明日、丸亀ジャズストリートで歌っています。
夏の終わりに「結婚式きまったー」って電話してきたけど、とおの昔にジャズストのスケジュールは入ってたし、共演者たちのスケジュールも押さえてプログラムは印刷に入ってたし、キャンセルできないよ。
「えっ、別府先輩に歌ってもらおうと思うてたのに」「何でもっと早く知らせないのぉ、相変わらずドジやなー」ってね。
仕方がないから、ずいぶん遠くからになったけど、丸亀からお2人の幸せを祈りながら歌うからね、K!


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