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ドロテアとカピタン 

 先住民たちと開拓者たち。
 両者が、土地と命と明日をかけて繰り広げた血みどろの闘い。
 ドロテアは、その闘いの中で、先住民の部族に捕らえられ連れ去られた開拓者の女でした。
 数年後、開拓者の軍隊によって「救出」されたドロテアは指揮官に向かって叫びます。
 「私を夫のもとに、殺される仲間たちのもとに帰してください。」

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 高松のコンサートでも、そして今回の大阪のコンサートでも、この「囚われの女ドロテア」は多くのお客様からご支持をいただきました。
 原曲を歌ったメルセデス・ソーサの思い出に言及したり、心がふるえたとおっしゃってくださる方も。
 伴奏の上田さん、奥田さんも、すっかりこの曲がお気に召した様子でした。

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 ドロテアに呼びかけられる指揮官"Capitan"をどう訳するか悩みました。
 「隊長」かな…
 でも何となく文意からして軍隊の階級を指しているようにも思えるし…
 軍隊の階級だとしたら「キャプテン」が意味する階級なんて、その軍隊によって変わってくるんじゃないのかしら…

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 そして最後に気づきました。そのまま「カピタン」にするのがいいや。
 ドロテアの魂の叫びをぶつけられる指揮官もまた人間です。「大尉」とか「隊長」とかより「カピタン」の方がずっと血の通った存在って気がしたからです。
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