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佐々木辰子先生のこと 

 先日、別府のところに1冊の本が送られてきました。
 その本の贈り主の名前は、別府にとって、とても懐かしいお名前でした。
 佐々木辰子先生です。

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 先生は、上梓されたご自分の歌集を、別府に送って下さったのです。
 ありがとうございます。
 以前にも書いたことがありますが、別府にはシャンソンの師匠にあたる方はいません。
 でも、歌を教えてくれた先生は3人いらっしゃいます。

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 別府は、小学校4年から中学3年までの6年間、合唱団に所属していました。
 その6年間、3人の先生から指導を受けました。
 佐々木辰子先生は、そのうちのお1人で、別府が先生のご指導を受けたのは中学のときでした。
 当時の別府のパートはソプラノ!今では想像も出来ませんが(笑)

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 先生の指導は、徹底したスパルタ方式でした。
 合唱部員は、放課後、まず校舎を5周。
 腹筋、足挙げの後、声出しをしながら階段の昇り降り。
 それから合唱の練習が始まるわけですが、事前の体力トレーニングをサボると雷が落ちます。かと言って、トレーニングに手間  取って、練習に遅刻すると、やっぱり怒られる(笑)

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 本当に厳しい先生でしたが、練習の合間に冗談をとばしたりするときに優しい素顔がのぞくようで、生徒たちからは、辰子先生、辰子先生と慕われていました。
 そんな先生に導かれて私たちは全国3位という成績を残しました。

 その後、先生は、他の中学校に転任されていきましたが、ほどなく転任先の中学校の合唱団を全国大会に出場させたと聞きました。
 まさにカリスマ指導者です。
 教師を退官された後も、合唱サークルの指導を続けておられるとか…

 佐々木辰子先生、当分の間、先生の短歌を少しずつ読ませていただきながら、恩師の足跡を辿ってみるつもりです。



 
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 今年の東京コンサートは9月4日(金)です。ローソンチケットにて発売中でございます。

 15ルーテルチラシ

 今日の1曲は「バラはあこがれ」です。

 
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つづき 

 ミュージシャンになろう
 とは考えることの出来なかった別府がなろうと考えたのは…
 「フランス映画の字幕スーパーをつける人」でした。
 映画好きだし。

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 ハリウッド映画に字幕スーパーを付ける戸田奈津子さんみたいな仕事ですよ!
 別府、大学はフランス語学科でした。
 何故って、訊かれても、うまく答えられないけど、どうしても入りたいと思ったから。だから勉強したくて入った大学でしたから、ギターやロックに傾けたと変わらない情熱で、熱心に授業を受けていました。
 授業受けて、しっかり予習復習して、ギターの基礎練習して、バンド活動する、遊ぶ時間なんかなかったぞ(笑)

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 そんな別府が卒業後に考えたこと
 「フランス映画の字幕スーパーをつける人」になるためには、やっぱりフランス語のブラッシュアップよね!
 と思ったわけです。
 というわけで、お金もなかったし、郷里高松市が行っていた姉妹都市フランスのトゥール市への親善留学生制度を使って、フランスに行かせてもらったのです。

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 楽しかったなー
 週末ごとに、同室のスイス人の女の子と一緒に、踊りに行ったりね。
 でもね、別府の顔って、彼の地におけるアジア的な魅力に全然欠けてるみたいで、およそモテなかったです(シクシク)

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 シャンソンの話はどこにいったのだ!



 
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 今日の1曲は「オー・シャンゼリゼ」です。

 

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思い出紀行 

 往年のロック少女が、シャンソンへシフトしたのは何故?というコメントをいただいて、ふと昔のことを思い出してしまいました。

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 別府が本格的にギターを始めたのは、高校のギター部に入ったときからでした。
 弾いていたのはクラシックギターです。
 根が凝り性なんでしょうね、大層熱心に練習しておりました。

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 そんな頃、先輩から悪の道?に誘われまして(笑)
 ロックバンドでエレキベースなぞ弾くようになったわけです。
 練習のために貸しスタジオに通ったり
 ライブハウスでライブをやったり…
 でも別に、不良少女って訳じゃなくて

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 両親には心配させたくなかったので、ライブに来てもらったこともありました。
 高校生バンドが集まってやってたライブでしたね。
 しっかりやっとるんやなと信頼してくれたみたいでした。
 うちの両親は公務員でしたからね、最初、娘がライブハウスに出入りしていると聞いただけで、だ、大丈夫なのか?というところはあったと思います。

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 大学に入ってからも、クラシックギターと、ロックとの2足のワラジは続きました。
 でもボーカルデビューは割と遅くて、20歳くらいのときだったと思います。
 ボーカルをやってた子が体調を崩したときに、ちょっとやってみてと言われてやったら、おー、いけるやんってなって(笑)

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 でもそんなロックな時代は大学を卒業してしばらくまででした。
 週末は梅田でストリートパフォーマンスとか、難波にも、よく出かけたけど…
 そんな時代は、ふっつりと終わりました。
 そのころは職業としてのミュージシャンをリアルにイメージ出来なかったのです。
 「自称ミュージシャン」を見過ぎたせいかもしれません。
 ミュージシャンを名乗ることは簡単ですが、何らかの形で音楽を生活の基盤に出来るほど、需要のある音楽を提供し続けることは至難の業だということは、直感が教えてくれました。

 「シャンソン」に辿りつかなかったので、つづく…



 
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 15STチラシ03

 今日の1曲は「夢のあと」です。別府のオリジナル曲です。

 

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我慢強いんだか、なんなんだか… 

 今日は「痛い」話です。
 人から聞いた話なんですけどね。

 朝、ベッドから這い出て、寝ぼけまなこで洗面所に向かっているとき、左足の小指を思いっきり家具の角にぶつけてしまったそうです。
 誰でも経験がありますよね、こんなときの痛み。

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 ご本人にとっては、同じような状況の中でも、特に強烈な痛みだったんだそうですが…
 それでもしばらくすると少しは痛みもマシになったし、仕事に行かないといけないし、ということで、まあ普通に1日を過ごしたところ…
 夜、お風呂でシャワーを浴びながら、ふと見ると、自分の足の小指が芋虫みたいに腫れていることを発見。
 ビックリはしたものの、1晩眠ると、だいぶ改善してたので、まあ、いいかなんて。ぐずぐず…
 そうこうするうちに1週間もすると、痛痒い感じが出てきたので、ああ、治ってる、治ってると、安心してしまったそうですね。
 ところが1か月経っても腫れがひかない。
 なんだか心配になって病院に行ったんだそうです。

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 レントゲンを撮ってもらってから診察室に戻ると、お医者さんが半笑いの表情で「折れてますねー、痛かったでしょう、ははは」
 でも骨もくっついてきてるし、結局は、放っときましょうということになったんだそうです。

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 ご本人曰く、子供のころ同じように足の小指をうちつけて、また大人になってからもソフトボールの最中に、ろっ骨を強打して、いずれも、今回とは比較にならないほど、長い期間、強い痛みに苦しんだんだそうで(でも病院にいかなかった)、「あんときも絶対折れとったな。間違いないわ」だそうです。

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 人間って、そんなにしょっちゅう知らない間に骨を折ったりするの?(笑)



 
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 今日の1曲は「誰も知らない私の悩み」です。

 

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人をみたら泥棒と… では悲しすぎますが 

 これは、先日お知り合いの方から伺った、その方の体験談です。
 そのお知り合いは、遠くに住んでおられる方なので、これから書くお話も、場所はどこか分からない、日本のある地方であったお話だと思ってください。

 別府のお知り合いのその方は、会社に勤めておられます。
 ある日、古くから親しくしていた会社の先輩の方と食事に行くことになりました。
 その先輩の方は、既に会社を勇退され、ご自身でお仕事をされているという方だそうです。
 仲のよい先輩後輩が久しぶりに会うということで、格式のある立派なお店を選んで予約したそうです。

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 当日、お店で落ち合ったお2人は、今夜はゆっくりやろうかとなり、上着を脱ぎ、ネクタイを緩め…
 脱いだ上着はお店に預けました。
 想い出話などを肴に、お酒もすすんで数時間後、すっかり良い気分になったお2人は、そろそろお開きとすることにしました。
 勘定を頼み、上着を返してもらいました。
 そこで先輩の顔色が変わりました。
 内ポケットに入れておいた財布が見当たらない!

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 お店の方に尋ねて、事情を調べても、埒があかない。
 仕方なく警察を呼んだそうです。
 やがて警察の方が来て、皆から事情を聴きとります。

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 やっぱり何も分からない様子…
 そのとき警察の方が、別府のお知り合いに聞きました。
 そんな馬鹿なと思うかもしれませんが、無いことではありません。上着を取り違えているということはありませんか?確認してもらえませんか。
 確認も何も、これは私の上着だがと思いつつ、しぶしぶ着ていた上着をあらため、内ポケットを探ってみて、ビックリ。
 なんと、そこから先輩の財布が出てきたのです!
 な、なんだ、これ、なんでこんな所に入っているんだ!

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 どうにも腑に落ちないことながら、財布はみつかり、しかも「無い無い」と騒いだ側から出てきたと言うことで、何ともきまりがわるく、お2人は、騒がして申し訳なかったと詫びながら、会計を済ませると、這う這うの体でお店を後にしたそうです。

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 そしてタクシーの中、ゆっくりと財布の中身を改めていた先輩がぽつり…
 「1万円足りない」
 店に来る前に銀行で現金をおろしたところだったので、財布にいくら入っているか、たまたま正確に覚えていたそうなのです。
 やがてお2人は、同時にあることに思い当たって、顔を見合わせました。
 「内ポケットから財布を抜き出した人間は、1枚だけならバレないだろうと考えて、1万円だけ抜き取った後、財布をポケットに戻そうとして、そのとき2人の上着を取り違えたんだ!」
 「いまさら引き返して蒸し返すわけにもいかんな…」

 上着やバッグを預けるときには、貴重品はお手元に、というお話でございます。
 それだけで防げる悲劇もあるということのようでして…


 
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 本日の1曲は「花祭り」です。お口直しの1曲ということで…

 

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