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方言今昔 

 昨夜の D’s CLUB のライブは、合言葉「カギブイ」が乱れ飛ぶ…
 なんてことは全然なくて、どちらかと言うと、のんびり寛いだライブでしたが…
 でもブログやフェイスブックで興味を持ってというお客様も何人か来てくださっていて、嬉しくもあり難いことでございます。

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 ところで別府は今、ふるさと香川県に滞在中なわけですが、ふと思ったことがありました。
 方言って、時代とともに変化していきますよね。
 子供の頃よく使われていた言葉(方言)が、いつの間にか使われなくなっていたり、お年寄りの使う言葉に意味の分からない言い回しがあったり。
 日本でテレビが一般家庭に普及していから多分もう半世紀近く経っているんじゃないかと思うのですが、テレビの普及は、それ以前とは比較にならないほど、標準語を中心とする方言以外の言葉が日常の中に流れ込むという状況を作り出したはずです。
 歴史的にみると、この半世紀は方言の激動期だったんじゃないのかしら。

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 いえね、最近「ひしてがい」という方言が友人との間で話題になりまして…
 別府は意味が分からなかったのですが、友人は「え、むかしはよう使うてたでないん」なんて言うもんですから。
 「ひしてがい」一日交代でという意味らしいです。
 「降ったり晴れたり、ひしてがいやのぉ」なんて使うみたい。

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 なんて話をするうちに、これはどうな、ほんだらこれは?なんて…
  「やぎろし」   用例「やぎろしげな格好してからに」
  「じょんならん」 用例「もうこななったら、じょんならんぞ」
  「がいに」    用例「がいにがんばっとるの」
  「しにいる」   用例「きのうぶつけたとこ、しにいっとるが」
  「なしんなる」  用例「もうなしんなったんな!」
  「めんめ」    用例「めんめでしまい」
  「おげる」    用例「がいにおげるけん、じょんならんわ」

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 別府にも、まあ、だいたい分かるというレベルです。
 でも讃岐弁で作られた曲があったとしましょう。
 日本語を勉強した外国人が、その曲を訳そうとしたら、呆然とするでしょうねぇ…



 
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 2017 新春ミニツアーは、2月4日(土)大阪、2月5日(日)名古屋、2月18日(土)東京です。
 おいでませ~

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 本日の1曲は「花祭り」です。

 
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終わりのない闘い 

 この絵、どこかで見た記憶がありますよね。

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 わが国では「民衆を導く自由の女神」という題名で知られているドラクロワの作品です。
 1830年のフランス7月革命をテーマにした作品で、フランス語では
 “La Liberté guidant le people”
 直訳すると、人々を導く『自由』となります。

 つまりマリアンヌと呼ばれる中央の人物(トリコロールの旗を持つ女性)は実在の人物をモデルにしたものではなくて、擬人化されたフランスそのもののイメージ(自由の女神)なのです。

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 だからマリアンヌは、フランスのコインにも登場するし、フランス政府のロゴに使われたりするわけでして。

 日本でも大変人気のあるフランスの歌手パトリシア・カースが1993年に発表した曲にも、ずばり “La Liberté(自由)” という作品があります。
 日本で紹介されているシャンソンとしても「自由と踊れ」という題名で人気の曲です。

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 むかし別府が付けた日本語訳詞で一部を紹介させていただくと…

   手にギター 手にヴィオロン 
   通りで 橋げたで 夜更け
   行く当てもなく祖国歌うシャンソン
     ………
   焼き栗売りの声ひびく
   メトロの出口うずくまる
   愛を求めても叶わぬ
   ボヘミヤンが歌う
   La (ラ) liberté (リベルテ) 自由はどこへ
   La (ラ) liberté (リベルテ) 夢の果て

 歌われているのは、戦争で祖国を失い、自由を求めてフランスにやって来た移民たちです。

 人類の歴史は人々が自由を求めてきた歴史
 今も終わらない、そしてこの先も、たぶん終わりのない…



 
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 今年の夏のミニツアーは、大阪、名古屋、東京、甲府と周ります。大阪(Lコード54591)、東京(Lコード71912)はローソンチケットにて発売中。

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 (クリックで拡大します)

 あと7月31日(日)、高松で和みな感じで歌います。
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 上のちらしをクリックすると、ご案内リンクが開きます。

 今日の1曲は「フレディもしくは三教街 ~ロシア租界にて」です。

 

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ノスタルジーの午後 

 6月は雨の多い季節ですが
 たまに抜けるような青空の日があります。
 昨日は、そんな初夏の1日でした。

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 しばらくぶりに家に遊びにくる友人のために、飲み物でも買っておこうと外に出たとき
 アスファルトからの照り返しの眩しさに目を細めながら、歩いていると、遠い日の記憶が思い出されました。
 あの頃も、こんな季節には、日の光りがやたらと眩しかったなぁ…

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 学生時代、別府は京都に下宿していました。
 そこかしこに、いにしえの面影を感じさせる、落ち着いた佇まいの街
 ブラブラと散歩したり
 喫茶店の窓から、ぼんやり外を見ていたり
 誰かの部屋に集まって、遅くまで話し込んだり

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 やがて学生時代は終わりをつげ、私たちはそれぞれの道を歩み始める。
 私たちがよく歩いたあの街は、今はどんな風に変わったのだろう。
 あの頃の友人たちと一緒に歩いてみたい気もするけど…

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  © Trang Nguyen

 本当に一緒に、あの頃の思い出を探す機会はもうないんだろうな。



 
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 今日の1曲は「哀しみのソレアード」です。

 

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永田文夫先生のこと 

 先日、日本訳詩家協会関西支部の総会が行われました。
 今回の総会は、いつもとは少し違う意味合いを持ったものでした。
 というのも、長年、日本訳詩家協会の会長を務められてきた永田文夫先生が先ごろ亡くなられてしまったという事情があったからです。

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 永田先生と初めてお話させていただいたのは、別府が日本訳詩家協会に入会したときでした。
 永田先生は、協会が設立された歴史や現在の活動の目的といったものについて、詳しく説明してくださり、それがそのまま入会のきっかけになりました。

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 ⓒ Christopher. Michel

 永田先生は、昭和の時代から訳詩家、音楽評論家として長く活躍された方で、岸洋子さんの歌われた「恋心」「暗いはしけ」など数々の名曲の訳詩を手がけられた方です。
 そして日本訳詩家協会の会長としては、訳詩家の地位と権利の確立のために、ご高齢にもかかわらず精力的な活動を続けてこられました。

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  ⓒ The Wedding Traveler

 そしてジェントルマンという呼び名が本当にふさわしい方でした。
 別府のようなものに対しても、少しも驕りのない姿勢で、いつも礼儀正しく謙虚な態度をとられ、優しく熱心に語りかけ、あるべきことわりを教え諭すように説明して下さっていました。

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  ⓒ Christopher Combe Photography

 大黒柱を失った訳詩家協会は、いま将来に向けて、熟慮を求められるときを迎えています。
 別府は、訳詩家協会関西支部の副支部長の肩書きをいただいておりますが、未だ力乏しき未熟者に過ぎません。
 ただ縁をえて入会させていただいた会員の1人として身の力を尽くさねばと感じています。



 
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 (クリックで拡大します)

 今月のレギュラーライブは6月9日(木)でございます。

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 (クリックで拡大します)

 今日の1曲は「時代」です。

 

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学ぶべきことには限りがないです 

 しばらくの間だけだったのですが…
 身近な人が車イスでの生活を送っていました。
 本人から聞いた話がすごく興味深かったので、ここに書こうと思います。

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   © avaxhome,ws

 一言でいうと、車イスで生活するって、すごく大変だったということなんですが。
 想像していたのと全然違うレベルの大変さだったということでした。

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   © matdur69

 まず基本的に車イスを自分で動かすのは、すごい力仕事だということです。
 特に建物を出て公道を進もうとすると、10m、20mを前進するのが大変で、200m離れたコンビニまで行くのは、気の遠くなるような作業だったとか。
 しかも力がいると言うだけではないらしいです。

 歩道のない生活道路で、道の端の方を進もうとすると、なかなかまっすぐ進めないらしい。
 ほら、道路は中央が高くなっていて、両端に向かって勾配が付いているでしょう。
 まっすぐに進もうとすると、勝手に溝の方に曲がっていって、そのまま行くと2mも進まないうちに側溝に落っこちてしまうことになるそうです。

 じゃあ、歩道なら進みやすいかというと、全然そんなことはないらしくて…
 まず狭い歩道というのは、歩道のない道路より、はるかに右に左にと勾配が付いているらしいです。ほら、歩道を横切って自動車を出し入れするためのスロープなんかが付いているでしょう。
 逆に広い歩道には、小さい段差が至るところに存在している。
 後から誰かに押してもらうならともかく、車イスを乗っている人が自分で動かそうとするとき、ほんの2cmの段差が、どれほどの障害になるか「自分で乗ってみた人でないと分からない」んだそうです。

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 どこでどんな苦労をするか、世の中にはどれほど車イスにとっての障害物が満ち溢れているか…
 このリストは長いです。
 ただ、このブログは、それを1つ1つ挙げていくことを目的とはしていないので、止めておきます。

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 別府が思ったのは、「その人の身になって考えてみれば自分には理解できている」と考えることは、実はぜんぜん不十分な考え方らしいぞ、ということでした。
 私たちは、いろいろな考えをまとめるときに、出来るだけたくさんの知識を集め、それを自分なりに整理して、そこから様々な推論を働らかせて、熟慮のすえ適切な結論を導いていると、思ったりしています。
 でもホントは、その知識も推論も「ぜんぜん不十分」だったりするのかもしれないなー、そんな気がしたわけです。
 自分が愚かであることを、自戒、自戒。



 
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 今年の東京夏ライブは9月2日(金)でございます。

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 今日の1曲は「いつも何度でも」です。

 

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